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コウメ太夫の演技力に絶賛の声で注目される「じつは演技派の芸人たち」上島竜兵さんの名も

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.20 21:20 最終更新日:2022.05.20 21:30

コウメ太夫の演技力に絶賛の声で注目される「じつは演技派の芸人たち」上島竜兵さんの名も

演技派の側面を短編ドラマで見せたコウメ太夫

 

《え、コウメ太夫ってこんな演技うまいの…? うそ…》

 

《たまたま付けたテレビドラマにコウメ太夫に似たいい演技する役者が居ると思ったらコウメ太夫だった。表情に味があって本当に良い。》

 

 5月17日、NHK BSプレミアムで放送された『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』に出演した、コウメ太夫の演技が話題となっている。

 

 

「15分の短編ですが、俳優の村杉蝉之介との二人芝居。気弱な強盗という役をみごとに演じました。お笑いよりもこっち(俳優)のほうが向いているのでは、と思わせるほど、味のある演技でした」(芸能ライター)

 

 白塗りメイクでブレイクしたコウメ太夫だが、芸人になる前は「梅沢劇団」に所属する役者だった。コウメ太夫本人が、本誌のインタビューにこう語っている。

 

《座長は梅沢富美男さんのお兄さんの武生(たけお)さんだったんですが、すごく認めてくれて、CDを出すという話にまでなりました。ただ、まわりが『CDを出しても売れるもんじゃない』と言ったのを耳にし、一気に気が重くなってやる気がなくなってしまい、劇団をやめました。

 

 今思えば、なんでやめたんだとは思うんですけど、当時はまだ違うことでスターになれるとどこかで思っていたんです》『FLASH』2022年5月24日号)

 

 今後、「俳優・コウメ太夫」のオファーが増えることは確実だが、俳優として高い評価を得ている芸人はほかにも多い。先日、急逝した上島竜兵さんもそのひとりだ。

 

「もともと上島さんは俳優志望で、青年座やテアトル・エコーの養成所で演技を学んだ経験があります。ドラマや映画への出演も多く、コミカルな役からミステリアスな役まで、幅広くこなしました。2022年3月まで放送されたドラマ『真犯人フラグ』でも、猟奇的な人物を演じ、その演技力は高い評価を受けていました。2008年には中村勘三郎さん(故人)の熱烈なラブコールを受けて、新橋演舞場の舞台に立ったこともあります」(芸能ライター)

 

 芸人が名優になる例としては『男はつらいよ』シリーズの渥美清が有名だろう。映画監督としても活躍する北野武(ビートたけし)も忘れてはいけない。

 

「NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に、貴族の九条兼実(かねざね)役で出演しているココリコの田中直樹は、2001年の映画『みんなのいえ』に出演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。

 

 同じく『鎌倉殿~』に出演している我が家の坪倉由幸も、演技力の高さには定評があり、最近は芸人としてよりも、俳優としてのテレビ出演が目立ちます。

 

 カンニング竹山は、NHK連続テレビ小説『花子とアン』や大河ドラマ『いだてん』に出演。『守護天使』や『ねこタクシー』といった、映画の主演作もあります。悲哀を含んだおじさん役がハマりますね。

 

 イモトアヤコは隠れた実力派と言っていいでしょう。太眉メイクのイメージが強いですが、北川景子主演のドラマ『家売るオンナ』(日本テレビ系)などで見せた演技は評価が高く、“第2の泉ピン子”ともいわれています。

 

 ドランクドラゴンの塚地武雅や、ネプチューンの原田泰造については、もう説明不要なほど、役者としての評価は定まっています。

 

 これからの注目は、アンジャッシュの児嶋一哉でしょう。ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ東京系)ではトボけた演技を見せ、話題作『半沢直樹』(TBS系)の出演でも大きな注目を集めました。

 

 やはり多いのは、コントの芸人です。コントは演技力も必要とされるので、それも納得でしょう」

 

 芸人たちの枠を超えた活躍は、まだまだ続きそうだ。

 

( SmartFLASH )

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