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元BIGBANG V.I.の転落劇…日本のバラエティでも活躍していた男が売春斡旋・横領で収監されるまで
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.28 11:00 最終更新日:2022.05.28 11:27
売春あっせんおよび海外での常習賭博などの罪で起訴されたBIGBANGの元メンバー、V.I(本名イ・スンヒョン)に対し、裁判所が上告を棄却し、懲役1年6月の判決を確定した。
5月26日、韓国の最高裁判所1部は、常習賭博と性売買処罰法違反(性売買、性売買斡旋、カメラ等利用撮影)、特定経済犯罪加重処罰法上横領などの容疑で起訴されたV.Iの上告審で、懲役1年6カ月を宣告した原審を確定した。
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V.Iに適用された容疑は計9つで、1審から3審まですべての容疑に有罪の判断が下されている。
これまで、外国為替取引法違反の疑いを除く8つの容疑を全面否定していたV.Iだが、控訴審では一転、容疑を認めたという。
世界的に活躍する韓国の音楽グループであるBIGBANG。2022年4月には4年ぶりの新曲発表でカムバックしたが、そこにV.Iの姿はなかった。この凋落劇を、当時誰が想像しただろうかーー。
「V.Iさんの “性接待” 疑惑から始まった一連の騒動は、彼の韓国活動名にちなんで『スンリゲート』と呼ばれました。
彼は、2015年12月から翌年1月にかけて、投資を誘致するため、台湾、日本、香港などの投資家たちを相手に複数回にわたり買春行為をあっせん。
また、ソウル市にあるクラブ『バーニングサン』の資金5億2800万ウォン(約5300万円)を横領したとされています。
日本で人気のあるほかのアイドルも『スンリゲート』に関与したとされ、芸能界を引退。権力を笠に着た不正が明らかになったことで、韓国では大きな社会問題に発展しました。
そして、2019年から1年近く捜査され、起訴されることに。起訴直後の2020年3月、入隊し、軍事裁判所で裁判を受けたのです」(現地ジャーナリスト)
BIGBANG在籍当時は、メンバーのなかでも、とりわけ日本語が流暢だったV.I。ムードメーカー的キャラもあり、日本のバラエティ番組にも出演していた。
「2012年、『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演して以来、多くのトーク番組に出演。『中居正広さんを尊敬している、気に入られたい』とテレビ番組で公言していたのが印象的でした。
逮捕当時、バラエティや歌番組も含め、V.Iさんが映っている映像はもう使えないと、現場は頭を抱えていました」(テレビ局関係者)
彼の芸名・スンリは韓国語で「勝利」を意味するが、悪事を働いた先に “勝ち” はなかったようだ。
( SmartFLASH )