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本家発表の裏で…爆笑問題・太田の“毒”あふれるオリジナル「サラ川」にファンが注目

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.28 19:13 最終更新日:2022.05.28 19:23

本家発表の裏で…爆笑問題・太田の“毒”あふれるオリジナル「サラ川」にファンが注目

中年の悲哀を描くことが多い「サラ川」。くしくも太田もラジオ番組で「若いタレントと話題が合わない」と、中年の悲哀を語ったことがある

 

「8時だよ!! 昔は集合 今閉店」

 

 5月27日、第35回となる「第一生命サラリーマン川柳コンクール(サラ川)」のベスト10が発表された。冒頭の川柳は、その大賞に輝いた作品だ。コロナ禍により夜の過ごし方が一変してしまった様子を、うまく五・七・五に収めている。

 

 例年、新聞やテレビをにぎわす「サラ川」の結果だが、時期を同じくして、一部から心待ちにされているもうひとつの「サラ川」がある。それが、爆笑問題太田光が作るオリジナルの「サラ川」だ。

 

 

「本家の『サラ川』の結果を受け、2020年、2021年と、太田さんはラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオほか)で、自作の川柳を披露しています。この川柳のクオリティが、本家も顔負けなほどに高いのです。

 

 発端は、2020年の本家『サラ川』の結果が発表されたときのことでした。世の中が新型コロナウィルスの話題一色だったため、その前年に募集された川柳が時代遅れに感じる、、と太田さんは語り、コロナをテーマにした自作の川柳を番組で発表したのです。

 

 太田さんならではの“毒”が効いたその川柳を聴いて、相方の田中裕二さんが思わず『これはうまい!』『素晴らしいよ!』などと連呼し、絶賛しました。翌年も、同じく太田さんはコロナ関連の『サラ川』を発表。おかげで、2022年も太田さんの川柳が発表されるのでは、とリスナーの間で期待されているのです」(ラジオ業界関係者)

 

 これまで登場した川柳は、たとえば……

 

「新人を 新型と呼び 警戒す」

 

「クソオヤジ 叫ぶ我が家の 変異株」

 

「コロナ禍の 客席重ねる 我が頭皮」

 

「離れてね オリンピックの 顔と顔」

 

「給付金 渡した妻から 布マスク」

 

「共生か つぶやく娘 俺を見る」

 

「在宅で 妻のオフィスの 窓際に」

 

 コロナ禍以前から、太田はラジオ番組で「サラ川」について「サラリーマンぶっているだけ」「部下とコミュニケーション取れない、スマホ使いこなせない、その辺やっとけばいいだろ、みたいな」と、ステレオタイプ化してきていることを指摘していた。

 

 そんな中で自作の「サラ川」を発表し続けるのは、太田なりの究極の風刺なのかもしれない。2022年も、番組内で毒のある川柳が飛び出すのだろうか。

 

( SmartFLASH )

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