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「粗品の呪い」より怖い! G1で11連敗中「1番人気の呪い」で安田記念の予想は混沌

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.06.02 18:06FLASH編集部

「粗品の呪い」より怖い! G1で11連敗中「1番人気の呪い」で安田記念の予想は混沌

5月29日の日本ダービーは、単勝3番人気のドウデュースが勝利。1番人気のダノンベルーガは4着だった(写真・時事通信)

 

 6月2日、G1安田記念(6月5日開催・東京競馬場・芝1600m)に出走する18頭の顔ぶれが決まった。マイル路線で絶対的な強さを誇ったグランアレグリアや、前年の覇者ダノンキングリーが引退し、本命不在の大混戦が予想されている。

 

 そんな中で1番人気に推されそうなのが、名手・ルメールが騎乗するシュネルマイスターだ。3月のドバイ遠征では8着と力を出し切れなかったが、それまでは7戦4勝・2着2回・3着1回と、安定した成績。3歳で挑戦した2021年の安田記念も3着と、弱点らしきものは見当たらない。

 

【関連記事:霜降り・粗品も苦言…GIオークス大幅発走遅れで “テレビ中継プッツン” に非難囂囂】

 

「怖いのは『粗品の呪い』ぐらいじゃないですか(笑)。関係者の間でももうすっかり浸透しており、『本命だけはやめてくれ』なんて冗談が出るほどです」(競馬ライター・以下同)

 

「粗品の呪い」とは、霜降り明星・粗品の本命馬がことごとく惨敗する怪奇現象のことだ。たとえば5月29日の日本ダービー、粗品の本命は1番人気ダノンベルーガだったが、馬券圏外の4着に。「呪い」の恐ろしさを改めて思い知らされたのだった。

 

 ちなみに、粗品はダービー終了後に自身のYouTubeを更新。ダノンベルーガの単勝を99万9900円買っていたことを明らかにしている。

 

 だが安田記念では、粗品よりもさらに手ごわい“呪い”が、人気馬に立ちはだかりそうだ。

 

「障害戦を除く平地のG1で、1番人気の馬が負け続けているんです。最後に勝ったのが、2021年有馬記念のエフフォーリア。その後のホープフルSから日本ダービーまで、なんと11連敗中なんです。

 

 勝つどころか、この間に1番人気馬が馬券に絡んだのは、皐月賞3着のドウデュースと天皇賞・春2着のディープボンドの2回だけ。あとはすべて、4着以下で負けているんですから、こっちの方が『呪い』と言うべきかもしれません」

 

 G1でこれだけ1番人気馬が負け続けるのは、2007年の桜花賞から同年の菊花賞までの、12連敗以来。安田記念で1番人気が勝てなければ、このワースト記録に並ぶことになる。なぜこんなことに?

 

「理由のひとつとして言われているのが、観客の影響です。コロナ禍の2020年以降、JRAでは無観客開催から、人数に制限をかけての開催を続けてきました。その制限が2022年からはかなり緩和され、先日の日本ダービーには6万2000人以上が東京競馬場に来場しました。

 

 観客が増えれば歓声も大きくなり、敏感なサラブレッドには影響が出ます。日本ダービーの前週に行われたオークスでは、出走直前に放馬のアクシデントがあり、レースの発走が15分遅れるアクシデントがありました。あの件も、観客が増えた影響だった可能性がないとは言い切れません。

 

 この2年以上、静かな競馬場でしかレースをしてこなかった馬たちが、いきなり大歓声を浴びれば興奮するのも当然です。もちろん、歓声に動じない精神力も、競走馬にとっては必要な能力なのですが……」

 

参考までに、無観客開催だった2020年上半期のG1(フェブラリーS~宝塚記念)は、12レース中6レースで1番人気馬が勝っている。

 

 安田記念がおこなわれる東京競馬場にも、数万人の来場者が見込まれている。馬券戦術には、馬の精神力を見抜くことも必要なのだ。

 

( SmartFLASH )

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