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北川景子も「生まれ変わったら入りたい」と熱望! 大女優も憧れる宝塚歌劇団の“気高き”ハードル
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.06.03 18:15 最終更新日:2022.06.03 18:16
6月2日、アニメ映画『それいけ! アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル』公開目前イベントに、女優の北川景子が出席。生まれ変わるとしたらなりたいものを聞かれ、「宝塚が大好きなので、170cmくらいにスラッと生まれ変わって、歌って踊って、アンパンマンのように夢を与えたい」と答え、話題を呼んだ。
かねてより、熱烈な宝塚ファンであることを明かしている北川。ネット上では、北川の宝塚姿を想像したファンから「絶対似合う」と色めきたつ声が寄せられている。
《北川景子さん、イメージだけどかっこいい男役になりそう?》
《化粧映えするしスタイルも抜群だから、もし170cmあったらめちゃくちゃカッコいいトップスターさんになれたと思う!》
《絶対似合っていたでしようね娘役でももちろん素敵だったでしょうけど男役で見たいな》
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しかし、北川ほどの大女優でも、宝塚歌劇団は“憧れ”こそすれ、入団はかなわない。そこには、あまりに“気高き”ハードルがあるからだ。
「タカラジェンヌへの道は、まず宝塚音楽学校に合格することから始まります。毎年約40人ほどが募集されますが、2022年は692人が受験し、倍率17.3倍という厳しい世界。一発合格はまれで、14歳から18歳までの年齢制限のうちに、何回か挑戦する人が多いんです。とくに男役を希望するなら、170cm前後の身長が必要条件になってきます。
遼河はるひさんや、真飛聖さんなどは、2度めの受験で受かっています。黒木瞳さんのように、バレエの練習は1週間だけで、受験料も当時の彼氏に借りて一発合格、という伝説級の話もありますが……」(芸能記者)
入学した後は、声楽にバレエ、演劇など、宝塚歌劇団で活躍するための、さまざまな芸事を学んでいく。日々の授業に加え、規律が厳しいことでも有名だ。
「廊下で私語は許されず、歩くときは壁側を素速く歩くんだとか。いまはもう廃止されましたが、昔は先輩が乗っているかもしれないといった理由で、阪急電車に会釈をするルールもありました。
そうした2年間の勉強を経て、ようやく歌劇団に入団できます。ここでも熾烈な競争があり、トップスターになれるのは、実力と運を兼ね備えたほんの一握りなんです」(同前)
北川が宝塚ファンになったのは、2012年ごろ、オフで帰省中に母親に連れられ、公演を見に行ったことがきっかけだったという。当時、彼女はすでに20代半ばで、挑戦への道は閉ざされてしまっていた。生まれ変わってからなどといわず、ドラマや映画で、タカラジェンヌに扮した北川を見てみたいものだ。
( SmartFLASH )