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インスタントジョンソン・じゃい、競馬で「6400万的中」破産を告白…課税問題の議論再び

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.06.06 20:10FLASH編集部

インスタントジョンソン・じゃい、競馬で「6400万的中」破産を告白…課税問題の議論再び

 

 6月5日、自身のYouTubeチャンネルを更新したお笑いコンビ「インスタントジョンソン」のじゃい(50)が、当たり馬券が原因で破産していたことを告白した。

 

『【超緊急配信】じゃいのところへ税務署がやって来た【拡散希望】』というタイトルの動画内で、じゃいは「破産しました」と報告。2021年秋、自宅に税務署の職員が来て、通帳や過去の資料を持って行ったという。そして2022年3月、「マンションを買えるぐらいの請求」が来たと明かす。

 

「ハズレ馬券が経費にならないということで……。わかりやすく言うと、1億円使って1億5000万円勝ったとすると、その1億5000万円に対して税金がかかるので、5000万円しか勝っていないのに、まるまる持っていかれてしまう状態です。

 

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 これは納税なんてもんじゃないです。競馬ファンの中では二重課税と言われていますが、僕にとっては “カツアゲ” レベルです」

 

 競馬ジャーナリストが説明する。

 

「競馬や競輪などの払戻金は一時所得になり、1年間に受けた払戻額の合計が特別控除の50万円を超えていれば税金がかかります。

 

 仮に馬券を300万円買って払戻が100万円だったとして、トータル200万円の負けですが、払戻100万円から控除を引いた50万円に税金がかかる。残念ながらこれが現在の法律です。

 

 馬券は売上の10%が国庫納付金となり、これは実質税金です。じゃいさんの言う二重課税とは、このことを指しています」

 

 じゃいは、2020年12月に川崎競馬で馬券を的中させ、6410万6465円の払戻を受けたことを、2021年3月にYouTubeで報告している。

 

「この払戻が、2020年の所得として申告されていないと見なされ、税務署の調査を受けたことは間違いありません。じゃいさんはYouTubeで『競馬で勝ったお金も申告している』と話していますが、実際はそうでなかったということです。

 

 長年ギャンブルをやってきて、何度も高額払戻を受けているじゃいさんが、払戻金が一時所得になることや、その計算方法を知らないはずがない。

 

 有名人が6400万円を当てたことをYouTubeで公言したわけですから、税務署がそれを見逃すわけがない。同情はしますが、『考えが甘い』と言われても仕方がないでしょうね」(同)

 

 1997年には、徳光和夫アナが競馬で約800万円の払戻を受けたことをスポーツ紙に報じられ、泣く泣く申告したことも……。

 

 子供の教育資金や親からの借金で税金を払ったというじゃい。「勝っても全部持って行かれるから、馬券を買う意味がなくなってしまう。これは提案なのですが、競馬や競艇やボートの税金は無税にした方がいいと思う」と訴えていた。

 

 じゃいのYouTubeチャンネルには、続々と応援のコメントが寄せられている。

 

《最近競馬に興味持ってくれる人相当増えたからこういう競馬の闇というか裏の面を大々的に言ってくれるのはいいね》

 

《JRA は競馬ファン獲得のCMに力を入れる前に、安心してい馬券購入出来るようなファンの立場に立った環境の整備に力を入れてほしいですね》

 

《私もずっと理不尽に感じていました。この動画で一石投じていただいたことで政治家の方々がこの問題に対し動いてくれることを切に願います》

 

「馬券の二重課税は長年、競馬ファンを悩ませています。ゲームの影響などで新規ファンが参入し、馬券売り上げが増加している今だからこそ、こうした問題は注目されるべき。JRAも注意を促すだけでなく、法改正に積極的に動いてもらいたいですね」(同)

 

( SmartFLASH )

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