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HKT48 運上弘菜、力不足が悔しくて…「ホテルで泣いていたらメンバーに心配されちゃって(笑)」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.06.18 06:00 最終更新日:2022.06.18 08:06

HKT48 運上弘菜、力不足が悔しくて…「ホテルで泣いていたらメンバーに心配されちゃって(笑)」

 

 HKT48が、約1年1カ月ぶりとなる15枚めのシングル『ビーサンはなぜなくなるのか?』を6月22日(水)に発売。

 

 センターを務めるのは、IZ*ONEでの活動を終え、昨年グループに復帰した矢吹奈子。その矢吹をフロントポジションで支えるのが、運上弘菜だ。

 

 彼女は、過去2作のシングルではセンターとしてグループを牽引していた。新曲への思いや新センター矢吹奈子との関係性、また最近のプライベート事情について聞いた。

 

 

「今回のシングルは、ザ・夏曲です。イントロからすごい迫力があって、今までのHKT48にあるようでなかったというか。新しい楽曲なんですけど、HKT48らしさもあって。きっとコンサートの定番になるような曲だと思っています!」

 

『ビーサンはなぜなくなるのか?』というタイトルの今作。夏やビーチサンダルにまつわるエピソードを聞くと、「夏は好きですけど、実はビーサンは苦手なんです」と微笑む。

 

「指の間に挟む感覚が苦手で……。小さい頃は、よく履いて海まで行ってましたが、海に着いたらすぐ脱いで裸足になっていたと思います。でも、今回のシングルはビーサンを脱ぐ曲なので、歌詞には合ってはいるのかな(笑)。

 

 北海道出身だからか夏は苦手だと思われがちなんですが、季節のなかでは一番好きです。

 

 実家に住んでいた頃、海水浴場まで歩いて3分くらいで行けたので、夏になるとよく海に遊びに行っていました。福岡にも海はあるので、近くまで行く機会があったらメンバーと一緒に写真を撮りに行きますし、夏と海はわりと身近な存在です」

 

 今回の楽曲では、昨年4月にIZ*ONEでの活動を終え、HKT48に復帰した矢吹奈子がセンターを務める。

 

「私が初選抜に選ばれた『早送りカレンダー』のときにセンターだったのが、なこみくさん(矢吹奈子と田中美久の総称)。当時から私にとっては、大先輩で大きな存在でした。

 

 そのあと、奈子さんは韓国に行かれていたので、帰ってくるってなったときはちょっと緊張していたんですけど、いざお話すると本当に親しみやすくて。

 

 私含め、ほかのHKT48メンバーよりも一回りも二回りも技術を身につけてきてくださったので、いろんないい影響をグループに与えてくださっています。

 

 いまも相手を選ばずにみんなに平等に接してくださり、声もかけてくれるので、メンバーからも慕われていて、太陽みたいな方だなって思います」

 

 とはいえ、直近のシングル2作ではセンターポジションを務めていた運上。悔しさはなかったのか。

 

「よく『センターやりたかったんじゃないの?』って聞かれるんですよ。でも本当にそんなことなくて、奈子さんと私のパフォーマンスのレベルが違いすぎるんです。横にいて申し訳ないとすら思うこともあるので、悔しいとかそういう気持ちはないですね。

 

 奈子さんがセンターにいてくださることで、HKT48がもっと上に行くチャンスだと思うし、今のうちにいいところを吸収して追いつきたいなって思います」

 

 しかし、不意に泣きたくなるときもあるという。

 

「自分の力不足を感じたときは、悔しさと、思うようにできない恥ずかしさから涙があふれそうになります。この前も今回の新曲の振り入れをしたんですけど、私覚えるのが遅いタイプなんです。

 

 それで、先生に何度も注意されちゃって……。みんな出来るのに、なんで自分はできないんだろうって考えたら恥ずかしくなって泣きそうになりました。

 

 でも、そこで泣くのを我慢して、ホテルの近くまで帰ってから泣いていたら、そこを同期の小田彩加ちゃんに見つかっちゃって、すごい心配されちゃいました(笑)」

 

 悔しさを乗り越え、今でこそ活動について前向きに考えることのできる彼女。しかし、活動を振り返ると、順風満帆というわけではなかった。

 

「HKT48って元気で明るいカラーのグループなんですけど、私はどっちかっていうと内気なタイプで。なかなか思ったようなアイドル活動ができなくて、ステージで泣いちゃうことも多くて、アイドルとしては本当にダメダメだったんです。

 

 でも、それが逆に『応援したくなる』って言ってくれるファンの方が少しずつ増えてきてくれたおかげで、今日まで活動してこれました」

 

 センターを経験したことで変わったのは、活動する上での心構えだという。

 

「今でも自分に自信はないんですけど、自信がないって自分の口で言わなくなりました。先輩方も卒業していくなかで、頼るばかりじゃなく、私がみんなを引っ張っていく立場にならなきゃいけないって感じるようになりましたね」

 

 直近のツアーでも新しい自分に挑戦していた。

 

「チャレンジコーナーっていう他のアーティストさんの曲を歌わせていただくコーナーがあったんです。もともと何曲か候補曲があって、どの曲を歌うのかわからない状況のときに、なんとなく『あの曲は自信がないな……』って思っていた曲を歌わせていただくことになって(笑)。

 

 心の中でちょっとだけ不安に思いましたけど、チャレンジコーナーという趣旨には合っていたと思うので、今では挑戦してよかったと思っています。ファンの方にも新しい姿を見せられたんじゃないかな」

 

 グループ加入当時、未成年だった運上も現在23歳。最後にプライベートの過ごし方についても教えてくれた。

 

「私はお家が大好きなので、少しでも癒される空間にしたくて、最近はインテリアを集めるのにハマってます。あとは、メンバーと一緒におうちでお酒を飲むようにもなりました。

 

 私は梅酒が好きなので、最初から梅酒ばっかり飲むんですけど、落ち込んだりして酔いたいときは、ロックで飲みます。あまり弱くはないと思うんですけど、お酒の量には気をつけなきゃなって思いますね(笑)」

 

うんじょうひろな
1998年8月9日生まれ 北海道出身 23歳 2016年、HKT48の4期生としてデビュー。シングル曲『君とどこかへいきたい』ではセンターポジションを務めるなど、グループの中心メンバーとして活躍

 

写真・福田ヨシツグ

 

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