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『笑ってはいけない』復活にすがりつきたい日テレの裏事情…本音は「松本人志抜きでも放送したい」

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.06.18 20:00FLASH編集部

『笑ってはいけない』復活にすがりつきたい日テレの裏事情…本音は「松本人志抜きでも放送したい」

『笑ってはいけない』撮影現場(2018年)

 

《コロナ禍において【笑ってはいけない】の収録は難しいと去年つよく感じました。クオリティーを下げてまで番組を続けるのは楽しみにしてくれている方々に対して尻より心が痛いです》

 

 ダウンタウン松本人志が自身のツイッターでこうつぶやき、大晦日恒例のバラエティ特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』(日本テレビ系)の休止を発表したのは、2021年9月のことだった。

 

 

 その結果、2021年の大みそかには代替番組として『笑って年越したい!笑う大晦日』が放送されるも、視聴率は目も当てられない数字に。そのため、日本テレビとしては今年の『笑ってはいけない』シリーズ復活は社運を賭けたプロジェクトとなっている。

 

「ただ、松本さんとの関係性について、日テレは非常にナーバスになっています。2年前の『笑ってはいけない』でアンジャッシュ渡部建の出演が漏洩したことで、スタッフとの信頼関係がこじれてしまっており、それがまだ完全には修復できていない状況。今年番組を復活させるかについても、頑なに口を閉ざしています」(芸能記者)

 

 とはいえ、時間も迫っているため、日テレサイドはかなり気を揉んでいるようだ。

 

「すでにプロジェクトチームが結成され、下準備に取りかかっていますが、吉本サイドとの進展は見られない状況。次善の策として、新たな企画の募集もかけていますが、まだこれといったものが出ていない。

 

 しかし、放送日から逆算すれば7月、8月には仕込みを始め、夏休み明けの9月には撮影をスタートさせなければ間に合いませんから、プロジェクトチームはかなり焦っているでしょうね」(前出・芸能記者)

 

 さらに、『笑ってはいけない』復活が至上命題となっているのには別の理由もあるという。日テレプロデューサーがこう耳打ちする。

 

「関連会社のバップは、番組のDVDを販売することで数億円の利益を上げてきましたが、今年はその発売がないことで大打撃を受けてしまっている。

 

 また、Huluでも『笑ってはいけない』は最重要コンテンツ。現在、うちを含めた民放各社はTVerで無料配信サービスをおこなっていますが、期間限定とはいえ、これにより有料配信の収益が落ち込んでいる。これは、Huluも例外ではありません。

 

 そんな事情もあり、うちとしては “たとえ松本さん抜きでも『笑ってはいけない』を放送したい” が本音ですよ。まあ、実際は松本さん抜きで吉本からGOが出る可能性はゼロですけどね」

 

 一方、NHKでも5月10日発売の『文藝春秋』が、『紅白歌合戦』も打ち切りの方向で進んでいると報じ、前田晃伸会長が慌てて否定するドタバタ劇に。

 

 フジテレビでは6月19日におこなわれる格闘技ドリームマッチ「那須川天心vs.武尊」戦を放送しないことを突如発表。ドル箱だった『RIZIN』主催者との関係悪化が懸念されている。

 

 6月にして、各局とも波乱の大晦日となるのが必至の様相だ。

 

( SmartFLASH )

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