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立見里歌がいま語る「ニャンギラスはユニット結成時も紛糾!」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2017.04.21 17:00 最終更新日:2017.04.21 17:00
「久しぶりに自分が歌っているライブ映像を観たら、あまりの歌の下手さに驚愕しまして。テロ? 放送禁止? オンチを超越した芸術?って(笑)」
本作は、美空ひばり『川の流れのように』の秋元康+見岳章コンビによるオリコン1位ナンバー。「ニャンギラス」は、歌もキャラも歌詞も衝撃だった。
「デビュー前、秋元さんから『どんな歌を歌いたい?』って聞かれて、私は真剣に語ったんです。昔から中森明菜さんが好きで、『DESIRE -情熱-』みたいな歌を歌いたい! って。
そして出来上がったのがこの曲。えええー? って思いました。『マイネーム イズ 立見里歌』って歌ですから」
ユニット結成時も紛糾したという。メンバーはアイドル(!?)なのだ。
「白石麻子が『私は色ものじゃない』って号泣して、ほかのメンバーも『立見の後ろはイヤだ』とか、大ブーイング。両親からは『近所を歩けない』ってすごく言われて、困ったなぁと。
サビの歌詞も『パッパラパッパー』だから、バカにされているのはわかる。でも私は面白いじゃん、って。私にとっての『私は里歌ちゃん』は、自分自身のひとつ。おニャン子もニャンギラスも私の人生の一部です。
最近、この歌の深さがわかるようになって、『川の流れのように』の究極の正反対にある歌だけど、共通した部分があると思います。秋元さんはやっぱり天才ですね」
<ニャンギラス『私は里歌ちゃん』>
1986年4月1日発売
作詞:秋元康 作曲:見岳章
●売上枚数:17.7万枚(1986年)
● ザ・ベストテン初登場:
1986年4月17日9位
●最高位:8位
●連続ランクイン:3週
<カラオケ・ワンポイント・アドバイス!>
アドバイスって、そもそも私がわかってないから(笑)。ちょっと声を作ってかわいく歌うくらいかな。出だしの『ねえみんな~』の部分は、ほんとに難しい。当時、テレビの収録が止まったことがあるくらい。声量も出しましょう。
<立見里歌>
1965年東京都生まれ。51歳。おニャン子クラブ会員番号15番。大学卒業後、レコード会社に勤務。その後、広告代理店、タレント業と多彩に活躍。今年、「IPOLANI」という無添加・発酵ローションを発売。詳しくは「アメブロ立見里歌」で検索を
(週刊FLASH 2017年4月18日号)