ひろゆき氏にとっては「政治も他人事」か…乙武氏立候補を「面白いムーブメント」と呼び物議

 

　6月18日夕方、東京都・渋谷駅周辺はいつも以上に人でごった返していた――。

 

　今夏の参院選東京選挙区（改選6）に無所属で出馬予定の作家・乙武洋匡氏が演説をおこない、そこに「2ちゃんねる」開設者のひろゆきこと西村博之氏が応援に駆けつけたからだ。

 

「乙武氏が、Twitterで《18日、都内で一緒に街頭演説しませんか？》と呼びかけたことに端を発します。フランス在住のひろゆき氏は、この演説のために帰国したといいます。『スベシャルゲスト』と書かれたたすきをかけたひろゆき氏が選挙カーの上に登場すると、駅前には歓声がどっと上がりました」（政治ジャーナリスト）

 

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　YouTube配信などの、歯に衣着せぬ発言が話題を呼んでいるひろゆき氏。今回の応援演説でも「乙武さん、たぶん今回受からないじゃないですか（笑）」「外から見ててもいいと思うんですけど、面白いムーブメントの参加者になりたかった」と、“ひろゆき節” が炸裂していた。

 

　また、乙武氏が出馬することについては、次のように語った。

 

「乙武さんが議員をやって、メディアに出れば『いろんな人がいるよね』っていう理解が進むと思う。法案を通したり、政治活動をするというより、乙武さんが国民の代表の一人として何かをやっているという姿が見えるだけで、他の国からしても面白いんじゃないかな」

 

　渋谷を騒然とさせた今回の演説は、さっそくネット上で物議を醸している。

 

《まぁこれで若者の投票率が増えるならいいか、とは思うけどね。ひろゆきの影響力って大きいと思う》

 

《もう内容が漠然としすぎ。こんな演説や公演をする人には目標も目的もない。目立ちたいだけだろ》

 

《「面白いムーブメント」って、なんか高見の見物というか、他人事なんだよなあ。本人は露出ができればそれでいいのかしら》

 

《お祭り気分だよな。多分この二人 日本の未来の事なんか1mmも考えてないと思う》

 

　乙武氏は19日16時30分から、ひろゆき氏をゲストに、YouTube配信で政策発表イベントをおこなう予定だ。

 

( SmartFLASH )