エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

ダチョウ倶楽部、「純烈」に推してくれたリーダー酒井一圭とサウナに集結!「竜ちゃんも好きだったなぁ」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.06.22 06:00 最終更新日:2022.06.22 06:00

ダチョウ倶楽部、「純烈」に推してくれたリーダー酒井一圭とサウナに集結!「竜ちゃんも好きだったなぁ」

蕎麦酒場でダチョウ倶楽部のギャグ「どーぞ、どーぞ」の誕生秘話を聞き、感無量の酒井

 

 ダチョウ倶楽部上島竜兵さんが亡くなり1カ月が過ぎた。

 

 リーダーの肥後克広はツイッターで「何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました。皆で突っ込んで下さい。皆にツッコまれる、それが上島の芸風です」(一部略)とつぶやき、さらに「ダチョウ倶楽部は解散しません。二人で、純烈のオーディションを受けます」とギャグを飛ばしファンを泣き笑いさせた。

 

 

 これを受けて純烈のリーダー酒井一圭が「泣くの我慢してたけど、肥後さん、勘弁してくださいよ。合格ですよ! 推すなって? 絶対推すなって? 純烈は推しますよ」とダチョウ倶楽部のネタ、熱湯風呂の「押すなよ」にからめてリツイートした。

 

 今回、「熱湯風呂」のダチョウ倶楽部、スーパー銭湯のアイドル・純烈が、「風呂」つながりということで芸能界でもブームになっているサウナに集結。最初の出会い、そしてダチョウ倶楽部のこれからを語り合った。

 

寺門ジモン(以下、寺門) 僕たち、お会いするのは今日が初めてですよね。

 

酒井一圭(以下、酒井) いえ、ご記憶にないと思いますけど、新宿のライブハウス「ロフトプラスワン」で開催されたライブでお会いしているんです。僕、そこの従業員でプロデューサーをしていました。純烈の結成前です。

 

肥後克広(以下、肥後)ウソでしょ!

 

寺門 え~! ホントに? 何か失礼なことしなかったですよね。ときどき、スタッフに冷たくするから(笑)。

 

酒井 それはなかったです、大丈夫です(笑)。

 

肥後 そうか、そんな昔から僕たちはつながっていたのか。

 

寺門 だってさ、僕たちも純烈さんみたいに名古屋の温泉ランドで営業をしたことがあるからね。

 

肥後 あった、あった。和やかないい温泉だったね。

 

寺門 竜ちゃんもサウナは好きだったなあ。何度も一緒に行きました。ただ、竜ちゃんは前日の酒を抜くために入っていたんじゃないかな。それで熱くなった体を冷ますのが水風呂じゃなくてビール。美味いビールを飲むためにサウナに入っていたんでしょう(笑)。

 

酒井 ダチョウ倶楽部さんもスーパー銭湯アイドルの時代があったんですね。

 

肥後 いやいや、アイドルじゃないよ。おじさん。一部、二部でお客さんが入れ替わらなかったから大変だったね。

 

寺門 後半になってくるとお客さんが酔っ払ってね。「同じことやるな!」って。スーパー銭湯はコントより歌のほうが受け入れられるのかな。

 

酒井 僕たちは逆に、そういったお客さんのほうが得意です。もともとが俳優の集まりで歌に自信がありませんから酔ってくださったほうが。

 

寺門 『紅白歌合戦』の歌手のイメージがあるけどなあ。

 

酒井 いえいえ。だから歌番組に呼んでいただくと申し訳ない気持ちでいっぱいです。「せめて…」と思って盛り上げたらベテラン歌手の方から「あなたたち主役じゃないから」と怒られたり。もっとも、「歌が上手になったら芸能界で生き残れない」とも考えていました。

 

肥後 なんとなくわかります。上手な方たちと戦ったらつぶされますからね。僕らも一緒。

 

寺門 デビュー間もないころ、まわりはすごい人たちばかりだったからね。スターだらけ。

 

肥後 『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!』(1989年~1996年・日本テレビ)なんて、たけしさんにジミー大西さん、林家ぺー・パー子さんなど“お笑いの怪獣”だらけでしたよ。

 

寺門 すでに絵面で負けちゃってる。そこでウケ狙いのギャグをしたら完全に負けます。

 

肥後 そうだねえ。だから僕たちはガチャガチャやっていたの。そうしたらたけしさんが「こいつらおもしろいな」と言ってくださって。僕らは30代前半でした。

 

ひごかつひろ
1963年生まれ 沖縄県出身 上京後はデザイン事務所のデザイナーになったが帰郷。お笑い芸人を目指し再上京、杉兵助氏に師事した。1985年にダチョウ倶楽部の結成に参加

 

てらかどじもん
1962年生まれ 兵庫県出身 役者を目指し、テアトル・エコー養成所に所属。同期の上島竜兵さんとお笑い芸人に転身することを決意し、ダチョウ倶楽部の結成に参加

 

さかいかずよし
1975年生まれ 大阪府出身 1985年、ドラマ『逆転あばれはっちゃく』(テレビ朝日)の主人公で子役デビュー。2007年、純烈を結成。2018年から『NHK紅白歌合戦』に4年連続出場。純烈主演映画『スーパー戦闘 純烈ジャー 追い焚き☆御免』(今秋公開)、シングル『君を奪い去りたい』A~Dタイプ発売中

 

写真・福田ヨシツグ、野澤亘伸(上島竜兵さん)
撮影協力・恵比寿サウナー(東京都渋谷区恵比寿西1-21-5 WEST21ビル 1F)

 

( 週刊FLASH 2022年7月5日号 )

続きを見る

今、あなたにおすすめの記事

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る