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『24時間テレビ』加山雄三「最後の『サライ』」に ファンは「ゲーム実況して!」と今後に期待
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.06.28 19:53 最終更新日:2022.06.28 20:02
6月27日、日本テレビの夏恒例特番『24時間テレビ45』の制作発表会見が行われた。今年は8月27日・28日に東京・両国国技館から生放送される。
例年、注目を集めるのは、メインパーソナリティを務めるジャニーズのタレントやチャリティマラソンのランナーだが、今年、脚光を浴びたのは人ではなく曲、『サライ』だった。会見で、番組のメインパーソナリティー二宮和也がこう語った。
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「『24時間テレビ』といえば『サライ』でございますけど、先日、加山雄三さんが(年内でのコンサート活動引退を)発表された中で、やっぱりもう一度、聴きたいなというのがこの番組に携わる者の願いでもありますので、そちらのほうを僕は見てくださる人と一緒に体験できたらと思います」
チャリティマラソンのランナーを務めるEXIT・兼近大樹も
「僕は早めにゴールすれば(『サライ』を歌う姿を)見れますよね」
と、番組エンディングでの、大合唱に参加する意欲を見せた。
85歳の加山雄三は6月19日、2022年内でコンサート活動から引退すると発表。『24時間テレビ』で加山が『サライ』を歌うのは、これが最後となる。
いまや番組のテーマソングともいえる『サライ』だが、誕生したのは『24時間テレビ』が15回めを数えた1992年。谷村新司が、全国の視聴者から寄せられたメッセージを基に作詞、加山雄三が作曲を担当し、24時間以内に制作する、という企画で生まれた曲だった。
30年前のことだけに、当時のことを知らない世代も多く、ネット上では
《24時間テレビでよく聞くサライって、24時間テレビでしか聞かないけど、昔流行った曲なの?》
《え?加山雄三って24時間テレビのサライの仕事しかないと思ってた》
などの声も。
「加山さんといえば、父は俳優の故・上原謙さん、母方の高祖父は岩倉具視というサラブレッドの血筋。俳優としては、映画『若大将』シリーズが大ヒットし、黒澤明監督の『赤ひげ』などにも出演しています。自ら歌った大ヒット曲『君といつまでも』などの作曲も『弾厚作』の名前で手がけ、ギターやウクレレの腕も一流で、ミュージシャンたちからも尊敬される存在。まさにスター中のスターです」(芸能ライター)
そんな若大将だが、近年は意外な一面で注目されているのだという。
「加山さん、じつはゲームが大好きなんですよ。ガチのゲーマーです。2019年にはある会見の場でゲームの話になり『19時間やり続けて、夜中の3時にクリアしたら、誰もいなかった。プレステは2から4まで持っている。VR(ゴーグル)も2つ持っている。でも、バイオハザードはVRでやらないほうがいい。1時間やったら、頭がおかしくなるから』と熱く語っています」(同前)
ネット上でも、ゲーマー加山雄三は俳優・歌手としてよりも大人気で、こんな書き込みが多数、見受けられた。
《加山雄三、コンサートは引退してもゲームは引退しないでほしい》
《加山雄三さんがゲーム実況始めることになったら絶対見る》
《新人ゲーム実況者(ベテラン歌手)加山雄三さんのバイオ実況配信とかみたいなぁw》
ゲームの世界なら、表に出なくても発信できることはたくさんある。ぜひこれを機会に、「ゲーマー加山雄三」を極めてほしいもの。
( SmartFLASH )