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顔芸の「松本劇場」鬼気迫る佐々木希、そしてダチョウ倶楽部! 好演のオンパレードだった『やんごとなき一族』

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.07.01 20:25FLASH編集部

顔芸の「松本劇場」鬼気迫る佐々木希、そしてダチョウ倶楽部! 好演のオンパレードだった『やんごとなき一族』

同作の撮影場面。寺門ジモンも熱視線を土屋太鳳に送る

 

 6月30日、連続ドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)が最終回を迎えた。

 

 同作は「Kiss」(講談社)連載中の、こやまゆかりの同名コミックをドラマ化したもの。深山健太(松下洸平)と結婚したことで、庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐ形になった佐都(土屋太鳳)が、健太を取り巻く“モンスター家族”と戦いを繰り広げる「アフターシンデレラストーリー」。

 

 

 SNSでは、出演者たちの“怪演”が、たびたび話題となった作品としても知られている。

 

「代表としては、何と言っても『松本劇場』でしょう。佐都の義姉・美保子を演じる松本若菜さんの誇張しすぎた顔芸が、『松本劇場』というハッシュタグを生み、Twitterでトレンド入りをはたしました。

 

 美保子が佐都への嫌がらせとして替え歌を作ったり、イヤミを放ったりするシーンは毎回のように描かれ、《めちゃくちゃ嫌なヤツだけどなんか笑っちゃう》という声が多く上がったのです。

 

 松本さんは、同作でより多くの人に名が知られることになった“出世女優”のひとりでしょう」(テレビウオッチャー)

 

 第7話、第8話(6月2日、9日放送)で豹変ぶりを見せたのは、佐々木希演じる健太の秘書で、幼なじみの立花泉。

 

 どうしても健太と結婚したい泉は、ウエディングドレス姿で健太を誘惑するも失敗。ついに、ビルの屋上から「私、ひとりで行くのはもうやめる」と、健太に手錠をかけ、ともに飛び降りる。この展開に《怖すぎる》《クレイジーすぎる》との声が上がった。

 

「これまで、大人らしい女性を演じることが多かった佐々木さんですが、激情を隠し持つ泉を演じたことで、“殻”を破ったのではないでしょうか。このドラマに出たことで、演技に“幅”が生まれたはずです」(テレビウオッチャー)

 

『やんごとなき一族』にはもうひと組、忘れてはならない出演者がいる。お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部だ。

 

 ダチョウ倶楽部の3人は、佐都の実家である大衆食堂「まんぷく屋」の常連客役を、それぞれ熱演していた。肥後克広が、常連客のまとめ役的存在である沖縄料理屋のロクさん、寺門ジモンが、盛り上げとしてでいつも音頭をとっている肉屋の源さん、そして上島竜兵さんが、八百屋の八さんを演じていた。

 

 5月11日に急逝した上島さんだが、演技力の評価は高かった。

 

「もともと上島さんは俳優志望で、青年座やテアトル・エコーの養成所で演技を学んだ経験があります。ドラマや映画への出演も多く、コミカルな役からミステリアスな役まで、幅広くこなしました。

 

 2022年3月まで放送されたドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)でも、猟奇的な人物を演じ、その演技力は高い評価を受けていました。2008年には中村勘三郎さん(故人)の熱烈なラブコールを受けて、新橋演舞場の舞台に立ったこともあります」(芸能ライター)

 

 ダチョウ倶楽部は6月27日、公式Instagramで『やんごとなき一族』の撮影が終了したことを報告。クランクアップでは、上島さんの分の花も贈られた。

 

 怪演、好演のオンパレードだった同作。ネット上では、続編や映画化を希望する声も上がっている。

 

( SmartFLASH )

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