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松岡修造の娘が「宝塚音楽学校」で叩き込まれる上下関係

エンタメ・アイドル 投稿日:2017.04.27 06:00FLASH編集部

松岡修造の娘が「宝塚音楽学校」で叩き込まれる上下関係

 

 早朝6時半過ぎ。学校の正門をくぐる新入生の一団の中に、その少女の姿があった。道中は私語を交わすこともなく、正門の前では「おはようございます」と大きな声で挨拶する。凜々しい顔つきは父親譲りだ。

 

 この春、26倍の狭き門を突破し、晴れて宝塚音楽学校に入学した40名の新入生。なかでも注目を集めたのがスポーツキャスター・松岡修造(49)の長女・恵さん(17)だ。母は元テレビ東京アナウンサーの惠美子さん(51)。宝塚歌劇団の創始者・小林一三を高祖父に持つ。恵さんは音楽学校のすぐ近くにある「すみれ寮」に入寮。2年間ここから音楽学校に通う。

 

「一日のスケジュールは厳密に決まっており、朝5時台に起きて登校する。学校ではまず一時間半かけて掃除し、朝礼をしてから日舞、声楽、演劇などのカリキュラムをこなすのが予科生(一年生)の一日です。寮に帰っても補講があり、レッスン漬けで就寝まで遊ぶ余裕はない」(前出・宝塚関係者)

 

 予科生の間に叩き込まれるのが、本科生と呼ばれる先輩(二年生)との、上下関係とさまざまなルールだ。

 

「私がいたころの寮は、1・2階が本科生で、3・4階が予科生の部屋。特に3階の子は階下の上級生にすごく気を遣っていて、物音が聞こえないように、引出しを閉めず開けっ放しにしていました。目覚まし時計は鳴ったらすぐ止める。鳴る前に起きる子もいましたね。スリッパにフェルトを貼って足音を消すのは、みんなやってました」(宙組の元タカラジェンヌ)

 

 掃除のやり方も徹底的。

 

「掃除の分担は一年間ずっと一緒。トイレ担当の人は、ずっとトイレ掃除です。ピアノレッスン室の担当は、防音のための壁の小さな穴ひとつひとつを、綿棒できれいにするんです。聞いたときは、びっくりしました」(同前)

 

 先輩の前では笑顔厳禁、私語厳禁。タカラジェンヌになるための精進を積み、卒業前に芸名が決まる。

 

「卒業の少し前、2月にある文化祭で芸名をお披露目します。冬休みごろまでに自分で芸名を第三候補まで考えて、劇団に提出するんです。問題なければ、希望どおりの名前で許可が下ります」(月組の元タカラジェンヌ)

 

(週刊FLASH 2017年5月9日、16日号)

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