オリラジ・半年ぶり再会も「コンビ仲いい」発言「解散危機」を何度も乗り越え生まれた関係性

 

　7月2日、お笑いコンビ・オリエンタルラジオ率いる音楽ユニット「RADIO FISH」が音楽特番『THE MUSIC DAY』（日本テレビ系）に出演。ヒット曲『PERFECT HUMAN』を披露し、話題を呼んでいる。

 

　中田敦彦が2021年3月からシンガポールに移住していることもあり、2人の再会はじつに半年ぶりだという。藤森慎吾は「久々に会えたから楽しい」と心境を吐露。中田は「方向性は違うものの仲はいいですから」と語り、藤森も「合ってます！ 今日も一緒にこうやって出てますからね！」と応じた。

 

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　ネット上では、久々のコンビ姿に喜びの声が続出。2人の仲のよさを再認識した人も多かったようだ。

 

《オリラジ意外と仲良しなんだなぁ。》

 

《あっちゃん地上波で久しぶりに見れてめっちゃ嬉しかった！コンビ仲も相変わらず良いようで、観てて楽しかったです。》

 

《オリラジはコンビ愛とも言えないような絆が好き》

 

　だが、現在の関係性に至るまでには、それなりの紆余曲折があったようだ。ある芸能ジャーナリストがこう語る。

 

「オリラジは若くしてブレイクしていますが、デビュー当初、2人の仲は最悪だったといいます。2007年、ラジオの生放送中につかみ合いの大喧嘩をした過去はあまりに有名。楽屋でも口をきかないほど、殺伐としていたんです。

 

　ただ、ここ数年は、基本的にコンビ仲は良好なようです。藤森さんは、2021年の『現代ビジネス』インタビューで、2011年ごろに“チャラ男”キャラを打ち出したことで《あのときに初めて相方が褒めてくれて、オリラジの戦力として僕を認めてくれた》と振り返っています。以降は、藤森さんも各番組で『仲いいし、楽しいし、おもしろい』と語るなど、互いに認めあってよい関係性を築けているといいます」

 

　それでも、2019年に中田がYouTubeを始めたときには、解散危機に見舞われたこともあったという。1月16日のYouTubeトーク番組『Win win Wiiin』で、中田は「僕はレギュラー番組をお願いして降板させてもらって、テレビの仕事を減らしながらYouTubeに力を入れてたんですよ。相方は最初、応援してくれていたんだけど、あるとき『テレビをこれ以上、辞めるんだったら、その態度は応援できない』って」と、当時の藤森との会話を振り返った。

 

　藤森は「これ以上、コラボはできない」と話し、いっときは溝が生まれてしまったという。それでも、藤森が2020年からYouTubeを始めてからは「あっちゃんの気持ちがわかった」と、中田へ理解を示し始めた。

 

「3月9日の『突然ですが占ってもいいですか？』（フジテレビ系）でも、藤森さんは2020年末に『だったらもう終わりだね、っていうところまで1回、話したことがあった』と、解散危機があったことを明かしています。2020年末といえば、オリラジが吉本興業から独立したのと同時期です。独立にあたって、今後の方向性について話し合うなかで、そういった話が出たのかもしれません。

 

　藤森さんは続けて『お互い、やりたいこととか考え方はぜんぜん違いますけど、こういうところに向かっていこう、という意志だけはズレなかった』と、解散危機を免れたことを明かしていました。いまの2人の仲のよさは、何度もぶつかりあった結果、生まれたものなんでしょう」（同前）

 

　特番で『PERFECT HUMAN』を披露した後、中田は「久しぶりに相方と会ったので、このあと2人で飲みに行きます」と宣言していた。何度もの解散危機を乗り越え、今がいちばんいい距離感を築けているのかも知れない。

 

( SmartFLASH )