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榊英雄監督、公開中止の作品には今話題の松本若菜も出演…「わいせつLINE」のアイコンは自身の娘だった

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.07.06 06:00 最終更新日:2022.07.06 06:00

榊英雄監督、公開中止の作品には今話題の松本若菜も出演…「わいせつLINE」のアイコンは自身の娘だった

榊英雄監督(写真・アフロ)

 

 世界を変えてしまったコロナ禍が “落ち着き” を見せてきたものの、2022年も “事件” は起こり続けた。“上半期のベストスクープ” の主役たちは、今でも注目を集める人ばかり――。

 

「視聴者のみなさんに嫌われる役になるんだろうなと思っていたら、意外とムカつくけど笑っちゃうとか、嫌な感じがしないとか。愛されキャラになっちゃいましたね(笑)」

 

 

 6月、本誌のインタビューでこう語ったのは、女優の松本若菜。出演ドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)で演じた役柄は、誇張しすぎた顔芸なども相まって、「松本劇場」というハッシュタグを生み、Twitterでトレンド入りを果たした。

 

 一躍知名度を上げた松本だったが、2022年はあるトラブルに見舞われている。

 

「4月に公開予定だった出演映画『ハザードランプ』が、公開中止となってしまったのです。同作を手がけたのは、俳優で映画監督榊英雄氏。榊監督をめぐっては、3月9日、過去におこなってきた性加害を『文春オンライン』が報じています。公開中止は、榊監督が一部を認め謝罪したための措置でした」(芸能記者)

 

 報道同日、榊監督の映画『蜜月』の上映中止も決まった。榊監督はその日の夜、所属事務所を通じてコメントを発表している。

 

《この度は、映画「蜜月」の公開が控えているこのタイミングで、私の過去の個人的なことが記事になり、映画を創るために東奔西走してくださったプロデューサー陣やスタッフ、キャストの皆さま及び関係者の皆さま、そして何よりこの映画の公開を楽しみに待っていてくださる観客の皆さまに、多大なるご迷惑とご心配、不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます》

 

 だが、コメントではこうも語っていた。

 

《また、今回の記事上で、事実の是非に関わらず渦中の人とされてしまった相手の方々にも、大変申し訳なく思っております》

 

“事実の是非に関わらず” と報道の一部を否定しているように見えたコメント。しかし、本誌も報道直後、榊監督が女性に送りつけたLINEのスクリーンショットについて報じている。

 

 とある芸能事務所の社長から提供された、2016年6月のやりとりには、下着を着用しないことや、セックストイを使う行為を要求する文言が並んでいた――。

 

 相手は20代の若手女優。主演級ではないものの、十数本の映画やテレビドラマ、CMにも出演していた。当時、芸能事務所社長は、本誌にこう語っていた。

 

「事務所に所属していた20代前半の若手女優の何人かが、榊さんのワークショップに参加すると決まって、ふさぎ込むようになりました。事情を聞くと、榊さんから居酒屋に誘われて食事をしたところ、帰り際に危うくレイプされそうになったというのです」

 

 事務所には当時、榊監督のワークショップに参加している女優が他にもいた。まさかと思って話を聞くと、驚くことに同様の証言が複数、確認されたのだ。

 

 榊監督は全員に対して “行為” に及んだわけではないが、共通するのは、渋谷区内にある同じ居酒屋で食事した後、近くにある路地や駐車場で性的関係を高圧的に迫ったことだ。

 

「LINEの相手である若手女優は、当時、榊さんが撮っていた深夜枠のテレビドラマ(『侠飯~おとこめし~』)への出演をチラつかされていたそうです。もちろん、榊さんに対して恋愛感情などなく、すべてはキャスティングのためです。

 

 榊さんも、昼夜を問わず赤坂のマンションに呼びつけては行為に及んでいたそうですが、生々しいメッセージを送ってくるLINEのアイコンは、自身の娘さんでした。もうあきれ果ててしまい、とにかく榊さんの関係する仕事はすべて断るようにしました」(前出・芸能事務所社長)

 

 ワークショップとは、監督らが俳優から指導料名目の代金を支払わせて演技指導するイベントだが、製作中の映画やドラマにそのままキャスティングされることもある。

 

「下積み時代が長い榊さんは、若手俳優にとって一つのロールモデル。榊さんも、積極的に無名の俳優にチャンスを与えたいと日頃から話していた。それが毎月のように開かれるワークショップだったわけです。新進気鋭の監督で俳優でもある榊さんからの誘いを断るのは容易ではなかったでしょう」(同)

 

 こんな証言もあった。語ってくれたのは製作会社関係者だ。

 

「榊監督の現場では、その日の撮影が終わると、演技指導するからと女優だけを連れて帰ることが多いそうです。スタッフも気を利かせるのか、その場合は打ち合わせも入れないのだとか……。赤坂にある榊監督の事務所に女優を送るスタッフもいたと言います」

 

 榊監督の作品は、ほぼ同じスタッフで撮影することが慣例化していた。

 

「スタッフも薄々、気付いていたようですが、榊監督の仕事にぶら下がっている立場です。疑問があっても口には出せなかったのでしょう」

 

 自身のLINEのアイコンを娘にしていた榊監督。監督作品が公開中止となったのは身から出た錆だが、いったいどのような気持ちで女性にメッセージを送っていたのだろうか。

 

( SmartFLASH )

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