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ひろゆきも参戦「白票」論争が過熱…「棄権」「泡沫候補に投票」どれがいいのか

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.07.07 19:45FLASH編集部

ひろゆきも参戦「白票」論争が過熱…「棄権」「泡沫候補に投票」どれがいいのか

 

 参院選(7月10日投開票)を前に、「白票」の是非をめぐる議論が過熱している。

 

 7月6日、実業家のひろゆき氏は、自身のTwitterを更新。「白票」に否定的な持論を展開した。

 

《白票を若者が投じると、若者向けの政策が増えるというのは間違いです。白票や無効票を誰が投じたのかわかりません。若者の投票が増えても与党が勝ったという結果になるだけです。与党は「今まで通りの政策で若者投票率が増えても勝った!このまま行こう!」と、なります》

 

 

 この発言を受け弁護士の橋下徹氏も参戦。ひろゆき氏の発言をリツイートしたうえで、自身のTwitterで持論をつづった。

 

《ただ棄権よりもずっとましちゃう?きちんとした政治をやらなければ白票の塊が当選者以外に流れる可能性は当選者にプレッシャーになるし、白票の塊を狙って若手候補者が誕生する可能性もある。白票がない中で当選した者は完全勝利だと勘違いするで。棄権するより白票を!と俺は呼び掛けているわ》

 

 2019年の参院選でも、俳優の浅野忠信が自身のTwitterで《投票は白紙でもいいんだって》ツイートし、反響を呼んでいた。最近の選挙では、終盤に差しかかって「白票」議論がネット上で盛り上がるのが恒例となっている。

 

「候補者名や政党名を無記載で投票する『白票』は、公職選挙法第68条で定められた無効票のうち『記載したかを確認し難いもの』に分類されます。

 

 投票にはカウントされるので投票率の向上にはなりますが、あくまで無効票として扱われるため、ひろゆき氏の言うように、特定の政党や候補者に対する効力を持ちません。

 

 大量の無効票が出れば別ですが、現実的には、政治を動かす力はほぼ無いといえるでしょう。政治家にとっても、自分の名前を書いてくれた票に感謝することはあっても、白票を気にして政策を変更することなどありえません」(政治部記者)

 

 実際に、細野豪志衆院議員も、7月5日、自身のTwitterで政治家側の声をつづっている。

 

《時々「白票を入れました」と言ってくる若い人がいるんだが、返答に窮する。白票は選挙結果に全く影響しないし、白票の数を気にしている政治家に会ったことがない。選挙区にベストの候補者はいないかもしれない。それも民主主義。若い人には白紙委任するのではなく自ら考えてジャッジしてもらいたい》

 

 白票に影響力が無いなら、どうすればいいのか? ひろゆき氏は、橋下氏に返答する形で、自身のTwitterで過去の投票行動を明かしている。

 

《白票だと野党にも投票しない意思表示にもなるので、「神イエス=又吉光雄」と主張されていた又吉イエスさんに毎回投票していたおいらです。誰が政治家に成っても変わらないのであれば、まともじゃなさそうな人が選ばれて有権者が「投票にいかないとヤバい」と思わせたほうがの良いのではないかと》

 

 参院選東京選挙区に何度も出馬し、落選を繰り返した故・又吉光雄氏に投票していたことを明かしたわけだ。

 

 SNS上でも、白票をめぐる議論は白熱している。

 

《若者が白票を投じたからと言って政治家が「我々は選ばれなかったので努力するッ!」とはならないよな…》

 

《白票入れた!!!??ってドヤってる人、「今の政治のままでいいよー大多数と同じでいいよー」って意思表示になってるの分かってる?》

 

 ただ、やはり、白票でもいいから若者に投票してほしいという意見も見られた。

 

《若い人はどうせ自分が行っても結果は変わらないと考えず、白票でも良いから投票しにいって欲しいな。若い人が票田になるってわかれば政策にも変化が出てくると思うし》

 

 7月10日投開票を迎える参院選。自身の持つ一票を効果的に投票してほしいものだ。

 

( SmartFLASH )

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