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かまいたち結成秘話「Cクラス」山内と組もうとする「Aクラス」濱家を同期が「絶対やめろ」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.07.11 11:00 最終更新日:2022.07.11 11:00
かまいたちが、7月10日放送の『木村拓哉Flow』(TOKYO FMほか)で、コンビ結成のいきさつを語った。
山内健司は奈良教育大学を卒業してNSC(吉本総合芸能学院)に入り、まず「インドネシア人と日本人のハーフの子と組んだ。その子が『言うてる場合か!』しか言えなかった」と回想。
練習では、山内が書いた台本のセリフを言うものの「いざ人前に出て漫才すると、僕がどんなボケしようが『言うてる場合か!』しか言わなくなって。キツイな、と思って解散して」と、コンビを解消するに至った。
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「どうしようかな、と思ってたときに濱家(隆一)と組みました。濱家が『言うてる場合か!』以外も言えたんです」と笑った。
濱家は「NSCに入ってから山内と組むまでに1年ちょっとで5回解散してる」と言い、山内は6人めの相方だった。
また濱家は「山内がピンでやってるネタが、めちゃくちゃ面白くて。でも男前で、なおかつ面白い相方を探してた。最初、(山内が)めっちゃ気持ち悪かった」と笑った。
NSCの中にはA、B、Cのランク別にクラスがあり、山内はいちばん下のCクラス、濱家は600人中10人ほどのAクラスだったという。
濱家は「当時、『Aクラスの俺がCクラスのお前と組んでやってる』くらいの感覚がありました」と語り、同期のアキナ、アインシュタインらからも、山内と組むことには「絶対やめたほうがいい」と言われていたという。
山内は「(Aクラス)全員が解散させようとしてた」と苦笑。濱家も「ギリやったね。あのとき、みんなに言いくるめられてたら、解散してたかもわからへん。(コンビを組んで)ほんまよかった」と振り返っていた。
かまいたちの結成秘話に、SNSではさまざまな意見が書き込まれた。
《相方ってやはり縁なのね?? 当時売れてる仲間から「あいつは止めとけおもろ無いしおもろくもならない」と 反対されたけど解散しなかった濱家さん 何かが繋ぎとめてたんだね?》
《吉本NSCの中に実力別クラス分けがあるのを初めて知った。今日聞いた同期の名前の中で山内さんが一番面白いと思うのは私だけではないはず》
《周りの反対を押し切った濱家さんの見る目が正解だったのね》
「濱家さんはウェブ『anan NEWS』で、山内さんと組んだことに『山内の作るネタは、面白さになんの不満もなかった』と、ネタ作りのセンスに惹かれたことをコメント。
オーディションでは、濱家さんが書いたネタで落ち、山内さんのネタでウケたこともあり『“お客さんにウケるのがいちばん”という考えは昔からあったので、そこに迷いや嫉妬はなかったです』と話していました」(芸能ライター)
お笑い賞レースを席巻したかまいたち。結成には、ドラマティックな裏事情があったのだ。
( SmartFLASH )