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自腹で戦艦大和を見つけた「角川春樹」名女優発掘の真髄を語る「芸能界に興味ない人間を選ぶ」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.07.22 16:00 最終更新日:2022.07.22 16:00
角川春樹氏が7月20日放送の『日本のドン』(TBS系)で半生を語った。角川氏は、國學院大學時代、200人を相手に1人でケンカに勝ったという。
その真相について「学園紛争で一方の組織にいて、帳簿を自治会に奪われて取りに行った」と回想。「相手の200名が逃げた。追いかけていって飛び蹴りしたり」と、角材などを持っていた相手をやり込めたという。
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そんな伝説もあり、右翼や暴力団からのスカウトもあったが、角川氏は父親が創業した角川書店に入社。編集者としてベストセラーを連発し、33歳で社長に就任。その後、映画製作に乗り出し、大ヒット作品を生み出した。
角川映画で『セーラー服と機関銃』で薬師丸ひろ子、『時をかける少女』で原田知世、『ぼくらの七日間戦争』で宮沢りえなど、名女優を次々に発掘した。
オーディションで彼女たちを選んだ理由は、「上手いとか下手じゃなくて一番輝いていた。一番うまいとかじゃなくて、むしろ芸能界に興味がない人間を選ぶ」と指摘。「(芸能界は)憧れだけではもたない」との持論を披露した。
さらに角川氏は、自腹で1億円かけて戦艦大和を見つけたという。鹿児島県沖に沈没した大和の生存者から、遺骨収集を含めて発見してほしいと頼まれた角川氏は、イギリスから持ってきた潜水艇で調査に向かった。
天気は大荒れだったが、角川氏が「俺が行くから台風は避ける」と言うと、本当に台風は避けていったという。
大和がどこにあるかもわからなかったが、角川氏が「勘で『ここで止まれ』と潜水艦で下降していくと、いきなり大和のスクリューがあったと明かしていた。
角川氏の話にSNSでは大きな反響が寄せられた。
《「日本のドン」角川春樹、凄かった。物心ついた頃から角川ワールドは知っていた。メッセージも、深い》
《角川春樹やばすぎて好きになった!》
《えええーーー 戦艦大和を自腹で見つけて下さったのですか?? 神業ですわよ》
「同番組では角川氏の1日に密着しています。朝6時に神社に参拝し、自身の会社・角川春樹事務所に1番乗り。編集者として原稿の確認をするだけでなく、編集会議に出席して社員たちの働きぶりをチェック。
80歳の今もボクシングジムに週2回通い、1ラウンド3分のミット打ちを10ラウンド連続でおこなう様子も披露していました」(芸能ライター)
長渕剛、北方謙三からも「兄貴」と慕われる角川氏。そのバイタリティには驚くばかりだ。
( SmartFLASH )