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工藤静香が「夏の犬の散歩」に警鐘…犬の熱中症は「ゼエゼエ呼吸」意外に危険なのは渋滞中の車内
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.09 06:00 最終更新日:2022.08.09 06:00
歌手の工藤静香が8月3日、自身のインスタグラムの「ストーリーズ」で、猛暑日が続く夏の犬の散歩に注意喚起を促した。「道路がどれだけ熱いか」「この炎天下の中、犬を歩かせている方がいます」「犬の足に慣れなんてありません。道路を触ってみてください」と投稿し、犬の気持ちに寄り添うよう訴えた。
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これに対し、Twitter上でも共感が広がった。
《日中に犬の散歩をよく見かけますが本当に心配です。道路の熱を直接受けますし肉球も火傷します。夜日が落ちてからが理想》
《犬は飼ってませんが、道路の熱々は ありますね。同意》
《まったくです。散歩は早朝と気温の下がった夕方からがワンコのため!》
人と同様、犬も熱中症になる。今年最多の全国33府県で「熱中症警戒アラート」が出された8月1日、『日テレNEWS』は犬や猫の熱中症は致死率が高く、約半分のケースで亡くなるという獣医師のコメントを報じている。
犬の熱中症はどのような症状が現れるのか。藤井動物病院の院長・藤井康一先生がこう語る。
「呼吸促迫、つまりゼエゼエすることです。そのときに、呼吸が間に合わなくなって舌が外に出ていたり、よだれが垂れていることもあります。
目がうつろになるのに加え、舌の色も、通常は真っ赤ですが、循環が悪くなってレンガ色や白くなったりします。
フレンチ・ブルドッグやパグなど、鼻のつぶれた短頭種や、ゴールデン・レトリバーなどもともと寒い地域に住んでいる大型犬は、熱中症になりやすいです」
症状が現われたら、どのように対処すればいいのか?
「ゼエゼエしだしたら、それが収まるまで首やわきの下、胸のあたりを水で湿らせた後、アイスノンなどで冷やしましょう。単純に毛皮の上からいきなりアイスノンをしても冷えないので、いったん濡らす必要があります。そして、水を飲ませながら涼しいところで休ませます」
では、予防法は?
「日中、太陽が高いときに散歩させないのはもちろんですが、車での移動も避けてください。実はいちばん危険なのが高速道路の渋滞です。毎年、渋滞時に車内で犬が熱中症になり、電話がかかってくることが多いのですが、そうなってからでは取り返しがつかないこともある。
ですから、どうしても日中に犬を乗せて車で長時間移動しなければならない場合は、アイスノンや水などを十分に用意し、サービスエリアで必ず停まって休憩することが不可欠です。
熱中症になりやすいのは、雨上がりの後。あの蒸し暑さはサウナに入っているのと同じ状況なので、特に注意してください」
飼い主の都合で、炎天下に犬と散歩したり、車で移動したりすることは、避けなければいけないのだ。
( SmartFLASH )