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竹内涼真『六本木クラス』怒涛の戦力増強回、主人公はただの熱血バカじゃなかった!

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.10 11:00 最終更新日:2022.08.10 12:13

竹内涼真『六本木クラス』怒涛の戦力増強回、主人公はただの熱血バカじゃなかった!

 

 がぜん盛り上がってきた。先週放送の第5話は、怒涛の “戦力増強回” だったからだ。

 

 韓国ドラマ『梨泰院(イテウォン)クラス』のリメイクで、竹内涼真が主人公・宮部新(あらた)を演じる『六本木クラス』(テレビ朝日系)。

 

 六本木で居酒屋を営む新が、非情な仕打ちで自分と父親の人生を狂わした大手飲食店グループ会長・長屋茂(香川照之)と、その息子・龍河(早乙女太一)に復讐を誓うストーリーである。

 

 

 恥ずかしながら筆者は原作を観ていないのだが、未見だからこそフラットに観られるというもの。そこで今回は『梨泰院クラス』を通ってきていない者として、先週放送の『六本木クラス』第5話を忌憚なく評していきたい。

 

■終盤、一気に2人も頼もしい仲間が加わった

 

 日本一の飲食店グループ「長屋ホールディングス」を超え、父親を死なせた長屋親子に土下座させることを目標にする新だが、第5話開始時点でまだまだ道半ば。

 

 新が営む居酒屋「二代目みやべ」は繁盛店になってはいるが、所詮は小さな店を1店舗構えているだけ。数多の飲食店を運営し、株価総額1000億円以上という「長屋ホールディングス」と比べれば、ゾウとアリのようなものだ。

 

 日本一のグループを打ち倒すには戦力が圧倒的に足りておらず、展開が遅すぎないかとやきもきしていたが、第5話終盤が怒涛のストーリーでその心配が杞憂だったとわかる。

 

 結論から言うと、新に頼もしい仲間が一気に2人も加わったのである。

 

 1人めは桐野雄大(矢本悠馬)。

 

 高校時代を描いた第1話で、龍河から執拗なイジメを受けており、転校してきた新が助けるのだが、それがきっかけで新は長屋親子に睨まれてしまう。

 

 要するに復讐劇の発端に大きく関与していたキャラクターなのだが、桐野は有能なファンドマネージャーになっており、信頼のおける仲間として再登場。

 

 2人めは相川京子(稲森いずみ)。

 

「長屋ホールディングス」専務でグループのことを何よりも大切に想っているが、一方で新の父とも一緒に仕事したことがあり、尊敬もしていたというキャラクター。

 

 相川は新にある条件を出していたが、見事その条件をクリアし、茂と龍河を追い出したいという利害が一致したことから、手を組むことになったのである。

 

■仲間になるのは既定路線なのに驚いたワケ

 

 とは言え、桐野と相川が味方になるのは既定路線で、原作未見の立場でも容易に想像はできていた。

 

 宿敵にイジメられていた桐野役を、矢本悠馬というテレビCMでもよく見かけるようになった知名度急上昇中の人気俳優が演じているのだから、そりゃ仲間になるだろう。

 

 相川も敵勢力の幹部とは言え、一本筋の通ったキャリアウーマンといった描かれ方をしており、これまでに新の父と懇意にしていたことがわかるシーンがあったため、仲間になったこと自体にさほど驚きはない。

 

 しかし、2人が仲間になるまでを描いた展開が秀逸で、見応え抜群だった。

 

 まず、新と桐野は何年も前から水面下で協力し合っていたようで、8年前、暴落していた「長屋ホールディングス」の株を、なんと新の父親の保険金をぶっこんで買っていたことが明らかに。

 

 復讐の足がかりに敵の株を買って資産を増やすという大胆不敵な戦略。桐野の助力で資産運用していた新は、なんと時価総額で10億円以上持っていたのだ。

 

 新は「長屋ホールディングス」の株を1%以上持つ株主となり、それを知り動揺した茂が、敵情視察とばかりに「二代目みやべ」に客として来訪。けれど、それも新の計画どおり。

 

 実は相川が新に出していた条件こそが、茂が「二代目みやべ」に足を運んで食事をすることだったため、条件クリアとなり相川はパートナーになってくれた。

 

 新は、基本的には、信念と気合いで邁進していくタイプのため、第5話はかなり意外性があった。いわゆる熱血バカのような彼がマネーゲーム的な策略も取り込んで、虎視眈々と長屋親子の首元に噛みつく算段を立てていたのは、驚きだったし爽快でもあった。

 

 桐野は仲間になるだろうとは思っていたが、想像以上の戦力だったし、相川が仲間になる過程やそのタイミングがストーリー的に素晴らしい。

 

 しかも視聴者目線では、第5話終盤で2人が立て続けに味方になってくれたものだから、戦力が一気に増強した感覚がハンパなかったのである。

 

――『六本木クラス』の世帯平均視聴率(※ビデオリサーチ調べ/関東地区)は、第1話から第5話まで9.6%、8.6%、7.0%、8.1%、9.1%と推移している。一度7.0%という危険水域まで落ちたものの、9.1%まで復調しているのは、ストーリーが盛り上がってきた証拠だろう。

 

 明日放送の第6話でも、また視聴者がスカッとする爽快なシーンがあることを期待したい。

 

堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。これまで『女子SPA!』『スゴ得』『IN LIFE』などで恋愛コラムを連載。現在は『文春オンライン』『週刊女性PRIME』『日刊SPA!』などに寄稿中

 

( SmartFLASH )

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