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マヂカルラブリーが語る不遇時代「給料ほぼ0円」「大宮の劇場に島流し」「社員からもなめられていた」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.10 20:00 最終更新日:2022.08.10 20:00
マヂカルラブリーが、8月8日放送の『証言者バラエティ アンタウォッチマン!』(テレビ朝日系)で、コンビの「不遇時代」を語った。
マヂラブは、かつて「月の給料が0円に近い」と、仕事もほぼない生活で「終わるときってこんな感じかな」と言うほどのピンチに陥った。
さらに、吉本の芸人にとって「島流し」を意味する、埼玉県大宮市の「大宮ラクーンよしもと劇場」に出演することに。
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その劇場に出演したマヂラブ、GAG、すゑひろがりず、囲碁将棋、ジェラードン、タモンズ、コマンダンテらは「大宮セブン」と呼ばれた。
彼らは「落ちこぼれ集団」と見なされ、マヂラブ・野田クリスタルは「お客さんが3人で、チケット代が100円だった時もあった」と回想。
さらに「バカクソなめられていた」と言い、吉本社員から「大宮のニオイがすると思ったら、お前か」と声をかけられたこともあった。
野田は「『ちげえよ!』とは思わない」と、当時は実際に人気がなく、怒ることすらできなかった。
それでも、そこから奮起し、野田は『R-1グランプリ』で、コンビでも『M-1グランプリ』で優勝。「吉本の劇場、1個しか出れないなら大宮。舞台も客席も楽屋も、全部居心地がいい」と振り返り、大宮の劇場を「家」とまで表現していた。
野田の話にSNSではさまざまな意見が書き込まれた。
《大宮セブンの歴史を目の当たりにしてちょっと感動した》
《大宮セブンて奇跡の集団やな~》
《大宮セブン特集見たけど、みんな優勝してくれ……という気持ちでいっぱいになってしまった》
「番組によると、大宮セブンではないニューヨークらは、吉本の社員から『マヂラブとか囲碁将棋みたいな、カス芸人としゃべるな』とまで言われていたそう。
それでも、大宮セブンたちは劇場支配人の『スベってもいいから試せ』の言葉に励まされ、ライブの内容にこだわるなど奮起。今ではみな、お笑い賞レースの常連となっています」(芸能ライター)
厳しい言葉を発奮材料として、マヂラブらは“大宮魂”で成功をつかんだのだ。
( SmartFLASH )