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『SASUKE』五輪競技候補になった舞台裏…番組プロデューサーは「近代五種の人気回復に」

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.08.13 15:30FLASH編集部

『SASUKE』五輪競技候補になった舞台裏…番組プロデューサーは「近代五種の人気回復に」

『SASUKE』のセットが使われたテスト大会(写真:UIPM World Pentathlon / Augustas Didžgalvis)

 

 1997年から放送が始まり、今年で25周年を迎えるスポーツバラエティ番組『SASUKE』(TBS系)。全国から素人やトップアスリート、タレントたちが4つの過酷なステージに挑戦する同番組は、「名もなきアスリートたちのオリンピック」として人気を博してきた。

 

 そんな人気番組に新展開だ。6月末、TBSは『SASUKE』の番組セットが五輪競技「近代五種」のテストイベントにて使用されることを発表した。

 

 

 近代五種とは、水泳、フェンシング、馬術、レーザーラン(射撃+ランニング)という5つの種目で成り立っている。競技連盟の「国際近代五種連合」は、2024年のパリ五輪を最後に「馬術」を外し、新たな競技として「障害物レース」を試験的に導入すると発表。

 

 そこで、ヨーロッパの現地版『SASUKE』である『Ninja Warrior』に登場する番組セットを使用する話がもちあがったのだ。

 

 本誌は、『SASUKE』の村口太郎プロデューサーに話を聞いた。国際近代五種連合から話が来たときは、どんな心境だったのか。

 

「率直に、すごい話だなと。社内で話し合い、積極的に貸し出そうという方針になりました。『SASUKE』に出演してきたレジェンド選手たちも、自分たちが頑張ってきた競技が世界で注目されていることに、みんな喜んでいます」

 

 一連の背景には、オリンピック全体で、若者に人気のスポーツが積極的に取り入れられ始めている流れがあるという。

 

「最近の五輪では、若者にこの先の人生で五輪を楽しんでもらうため、どんどん新しい競技が入る一方で、古い競技がはじき出されていく傾向があります。

 

 実際、2021年の東京五輪からは野球やスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンなどが採用。2024年開催予定のパリ五輪では、新しくブレイクダンスが採用されています。

 

 近代五種は現状マイナーな競技で、国際近代五種連合としては人気回復の一手を打ちたかったわけです。そこで、馬術の後釜を障害物レースにすれば、誰が見てもわかりやすく楽しいし、競技人口も増えるんじゃないか、という話が持ち上がった。

 

 そのうえで、障害物レースのテストに、『SASUKE』をモチーフにしたセットを使用できないか、打診がきたという流れでした」

 

『SASUKE』に白羽の矢が立ったのは、いったいなぜなのか。

 

「やはり、『SASUKE』は世界中で人気があるからです。いまは165の国や地域で放送されているだけでなく、25カ国で現地版『Ninja Warrior』が制作されています。

 

『SASUKE』は言葉が関係ないから、海外でもウケるんです。過酷なセットを頑張ってクリアする姿は誰しも感動する。体一つでクリアしていくさまは、視覚的にもわかりやすく、楽しいですから。

 

 仮に障害物レースでセットが出てくれば、日本含め世界中の人たちは『ああ、Ninja Warriorか』と、ある程度共通認識を持てるはずです。そうした知名度をもって、近代五種の人気回復の起爆剤にしたい狙いがあるんでしょう」

 

 6月末にトルコでおこなわれたテスト大会では、ヨーロッパ版のテレビで使用しているセットを貸し出したという。

 

「トルコのテストイベントでは、うんていなど9つのエリアで構成され、本家の『SASUKE』より、難易度は数段低かったですね。

 

 本来『SASUKE』は100人挑戦し、最後のエリアに到達する人を容赦なくふるい落とすものですから、クリアできない人をつくるため、難易度はギリギリに設定してあります。

 

 しかし、『近代五種』の障害物レースでは、選手をふるい落としても意味がありません。あくまで5種目あるうちの1つであり、ゴールまでのタイムを競うものですから。

 

 今後、テストは何回かおこなわれるので、もう少し難易度をあげたり、セットの見た目をおもしろくしたり、微調整を繰り返していくことになるでしょう。

 

 特に、障害物レースはテレビ的な見え方になりますから、見ている人がおもしろいと思えるビジュアルは大事にしたい。

 

 調整の過程で、より本物の『SASUKE』に近づいていくか、より難易度を落として五輪オリジナルのセットになるか、まだ展開は見えませんね」

 

 すでにトルコ大会の様子は、SASUKE公式ユーチューブにあがっている。最終エリアにはそりたつ壁をモチーフにしたセットが設置されており、本家より高さはないものの、苦戦する選手が多かったようだ。

 

 ボタンを押してゴールする点は、SASUKEと同じだ。村口さんは、「SASUKEの選手が近代五種に挑戦するかはわかりませんが、今後のテストイベントで、レジェンドたちがセットに挑戦するなど、協力することはあるかもしれません」と話す。

 

「日本で25年も続いているテレビ番組が、いまも世界中で放送され、人々が熱狂している。それほど人気があるからこそ、今回のように、五輪競技でセットを貸してくれとオファーが来たんだと思います。長年『SASUKE』を作り続けてきた我々としては、誇らしい気持ちでいっぱいですよ」

 

 年内には、近代五種の新種目に「障害物レース」が選ばれるかどうか決定する。その後、IOCの承認が下りれば、2028年ロサンゼルス五輪から正式にオリンピック種目となる運びだ。

 

 はたして今後、五輪の舞台でSASUKEモチーフのセットが使用される日は来るのか。続報が待ち遠しい。

 


( SmartFLASH )

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