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『鎌倉殿』殺し屋・善児の “退場フラグ” にザワつく…「人の心を持ったため」「鬼脚本」の声

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.22 19:06 最終更新日:2022.08.22 19:15

『鎌倉殿』殺し屋・善児の “退場フラグ” にザワつく…「人の心を持ったため」「鬼脚本」の声

 

 8月21日、NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人』の第32話が放送された。前回で比企氏が滅亡。鎌倉では源実朝を鎌倉殿とする新体制が始まり、いよいよ北条氏が権力をふるう。

 

 そんななか、今回も続々と退場者が。主人公・義時(小栗旬)の妻で比企の血筋である比奈(堀田真由)が鎌倉を去り、仁田忠常(高岸宏行)は忠義に篤いあまり、自ら命を絶った。

 

 一方、今話でもっとも注目を集めたのが、梶原善が演じる「善児」だ。第1話で八重(新垣結衣)の息子である千鶴丸を殺めて以降、登場するたびに多くの人の命を奪ってきた冷酷な殺し屋だ。

 

 

「主人から命令を受けると『へえ』とだけ返事し、無表情なまま淡々と人を殺してきたのが善児です。これまでセリフも少なく、表情を変えることさえなかった善児ですが、今回ついに “人間らしさ” を出したことで、大いに話題となっているのです」(ドラマウオッチャー)

 

 頼家(金子大地)の息子・一幡を匿っていた善児のもとに義時が現れ、一幡を殺すように命令。しかし善児は「できねえ」「わしを……好いてくれている」と涙を流す。このシーンにSNSでは、

 

《善児に泣かされるとは…義時から「千鶴丸と何が違う」と言われても、顔面を痙攣させチラ、チラと激しく瞬きしながら命令撤回を乞う善児の表情よ…》

 

《善児に人の心が 嘘でしょ、ここに至ってこんな描写するなんて鬼脚本》

 

《人の心が芽生えた善児 非情で完全に闇堕ちした義時 二人の対比がなんとも言えず…人間のおそろしさを感じた 人は変わるもの…という言葉が効いてくる》

 

 と、絶賛する声であふれている。その一方、これが「退場フラグ」なのでは、という見方も多数。

 

《情が湧いて殺せなくなった殺し屋はもう御役御免てことなんだろうな。善児も退場が近いのかしら…》

 

《善児退場フラグが建ったのは理解した。人の心があるところ見せてくると、消されるよね鎌倉は》

 

「次回予告で、義時が善児が持っていた兄・宗時(片岡愛之助)の持ち物に気づくという場面が少しだけ映りました。宗時は第5話で善児によって殺されていますが、義時はそれを知りません。その事実を知ったとなれば、やはり “退場” の流れになるのでは」(同)

 

 脚本を担当する三谷幸喜も『自分の意図を超えて成長した』と驚くほど、予想外の注目を集めたキャラクター。タイトルバックに名前があるだけで「背筋が凍る」と話題になった善児が、どのような最期を迎えるのかーー鬼脚本に期待だ。

( SmartFLASH )

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