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太田光、旧統一教会批判報道への連日“逆張り発言”に「イライラする」「冷静だ」分かれる賛否

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.24 06:00 最終更新日:2022.08.24 10:51

太田光、旧統一教会批判報道への連日“逆張り発言”に「イライラする」「冷静だ」分かれる賛否

 

 旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と自民党の“親密な”関係について批判が殺到するなか、意外なかたちで注目を集めている人物がいる。爆笑問題太田光だ。

 

 爆笑問題がMCを務める『サンデージャポン』(TBS系)でも、毎週のように旧統一教会を巡る問題が取り上げられている。そのなかでの太田の発言が、毎度のように炎上しているのだ。

 

 8月14日放送回では、旧統一教会を厳しく追求するマスコミの姿勢について、太田は

 

 

「追及するのと同時に、山上容疑者がやったことを、決して効果的なことじゃないっていうのも同時に、同じ熱量で伝えないと。見てる側の中には、こうすれば世間が取り上げてくれるんだって勘違いする人間がいる」

 

と発言。過熱する旧統一教会批判に待ったをかけた。

 

 また8月21日放送回で、韓国政府における旧統一教会の扱いについて話題が及ぶと、

 

「韓国政府が、もし統一教会を認めているとするならば、日本政府としては韓国に抗議しなきゃならないようなとこまでいく気がするんだけども」

 

と発言。さらに

 

「なおかつその団体に、トランプ元大統領のような(米国の)共和党の人たちがそれを絶賛するようなことをすると、今度は日本は、アメリカ政府にまでも抗議をしなきゃいけないっていう。そこまで問題は、この先行くと発展するような気がする」

 

 と、持論を展開。この発言に、長年、旧統一教会の問題を追ってきたジャーナリストの鈴木エイト氏は「その前にまず、日本の政府が統一教会をどう認定するかどうかだと思います」とピシャリ。

 

 そして後半、太田が「いまの時点で統一教会は宗教法人なわけですよね?」と確認すると、鈴木氏が「まだそうですね。解散命令までは至っていません」と説明。それに対し太田は「なので、いま統一教会をいわゆる、悪いカルトだ、という風に認定はできていない状態だから、その辺の議論も、注意深くやんないと難しいですよね」と語った。

 

 旧統一教会を批判する世論に抗うような、太田の“逆張り”の姿勢には、賛否が別れている。

 

《教団とのトラブルで現実に苦しんでいる被害者の救済のために、今後どういった対策が出来るか、といったことが二の次に感じられてしまいます》

 

《社会的問題の良い悪いの区別ができていないこと、笑いをとる話題なのかタイミングなのか理解して話していないので納得感がなくとっても不愉快》

 

《太田氏は「安倍元首相銃撃事件という犯罪が原因で統一教会報道が過熱すること」に対して問題意識を持っているのだろうが、批判の矛先がおかしい

 

《批判すべきは「今の報道」ではなく、銃撃事件が起こるまで統一教会報道が殆ど行わなかった「過去の報道」》

 

《ただの逆張り以外の何物でもないからイライラする》

 

 一方で、過熱する“旧統一教会批判”に対して、太田の冷静な意見を肯定する声もある。

 

《少し冷静になろうよというのが太田さんの意見だと思うし、私もそれに賛成です》

 

《統一教会や萩生田氏を擁護してる訳ではなくマスコミ報道だけで熱くなるな!とクールダウンを促してる感じ》

 

《俺は太田光は嫌いだが、冷静にバランスを取りながらコメントしているんだと思う。

 

 まだ旧統一教会について不明な点を多々あるし、宗教法人として解散命令が出た訳ではないしね》

 

「太田さんは、昔から天邪鬼ですからね。世間全体に流れる、旧統一教会を批判する風潮に疑問を持つのは、太田さんらしいといえます。このように、賛否が別れて話題になることも、織り込み済みではないでしょうか。最初から“正論”を言おうとしているのではなく、見過ごされがちな別の視点を提供したいということでしょう」(社会部記者)

 

 とはいえ、“別の視点”を重視するあまりに、旧統一教会と自民との深すぎる関係という“本題”からは、それてほしくないものだ。

( SmartFLASH )

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