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瀬古利彦が『しくじり先生』を語る「カットされた替え歌が残念」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2017.05.19 16:00 最終更新日:2017.05.19 16:00
「先生になってテレビで1時間話すことなんてなかなかないので、自分から出たい! と申し出たんです。周囲には止められたんですが、自分の失敗を東京五輪に出場する選手に伝えたかった」
マラソン界のレジェンド瀬古利彦(60)は、オリンピックに二度出場するもメダルを逃したわけを告白した。
「ひとつの原因は怪我。ロス五輪に向けた前々年の北欧での練習中、公園で日光浴をしている全裸の女性に見とれて足を捻挫した。番組では『全全全裸』とRADWIMPSの『前前前世』にかけて話しましたが、替え歌も歌っていたんです。カットされてしまい、残念です(笑)」
もうひとつの原因はプレッシャー。
「モスクワ五輪を日本がボイコットしていたので、ロスでは8年分の期待がかかっていた。寝ているとき以外は常に『頑張って!』と言われる生活でプレッシャーを感じ、練習をしすぎて五輪直前に体を壊し、メダルを逃した」
現在、瀬古は東京五輪に向けたマラソン強化・戦略プロジェクトのリーダーをまかされている。
「今度は僕が、選手たちがメダルを持ち帰れるよう監督する立場になった。五輪だから特別と考えず、ふだんどおりを心がけるのが大切と教えたい。番組の反響? 久々に若い女性から声をかけられたのはよかったかな(笑)」
※2017年3月13日放送
せことしひこ 1956 年7月15日生まれ 五輪代表に3度選出された日本マラソン界の第一人者。現役引退後は指導者の道に進み、2013年から横浜DeNAランニングクラブの総監督を務める
(週刊FLASH 2017年5月9日、16日合併号)