【独自】ガーシー、香川照之の行為に遺憾表明も「マスコミはちゃんと逃げ道作らなあかん」

 

　TBSは9月1日、女性への性加害を報じられた香川照之（56）を、朝の情報番組『THE TIME,』の金曜MCから降板させると発表した。また、香川をCMで起用する企業のうち、トヨタ自動車、アリナミン製薬、東洋水産、セゾン自動車火災保険の4社が、放送やサイト掲載を打ち切ったことが報じられている。

 

　一方、テレビ朝日は同日、香川が出演中の木曜ドラマ『六本木クラス』の放送は継続すると発表。当日の放送後のSNSでは、《六本木クラスだけは香川照之出してて欲しい！》《香川照之さんを出演させ続けるのは何故ですか？とても不愉快です》など、賛否両論が巻き起こった。

 

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　そのなかで、悪いのは香川だけではないと、一石を投じる人物がいる。インターネットで暴露を続ける参院議員のガーシー（50）だ。

 

「僕は香川さんと2回飲んだことがあるんですけど、豪快な人やなというイメージ。でも、女の子に乱暴するような豪快さじゃなくて、『面白い人』という意味の豪快さ。

 

　そのときも、僕が呼んだ女の子もいっぱいいたんですけど、女性にはめっちゃ優しかったですよ。僕らに対しては、『おいお前』っていう先輩的な感じでしたけど、それも愛のある雰囲気。

 

　僕が結婚しないし子供を作らないって言ったことに対し、説教はめっちゃされました。『なんでひがし君、子供を作らないんだ！』とドラマの感じで言われまして。この人熱いし、面白い人やなと思った。

 

　西麻布のラウンジで、香川さんが全部出禁になってたのは知ってたんですよ。やっぱり酔うと行き過ぎてしまうんかなとは思ってました。

 

　インスタライブでも言ったんですけど、ひろゆきがホステスさんの給料について発言したことにも一理ある。1時間で1万も2万ももらえるような仕事って、普通ないじゃないですか。

 

　僕らも昔、引っ越しのバイトをやったときに1日5000円もらえたらええとこやったのに、それを1時間で稼げるっていう。その対価は何かと考えると、結局そこには危険手当が入っている。

 

　客はたった数時間で数百万、下手したら数千万払うわけじゃないですか。そんだけのお金を払ってるんやから、多少触らせろって男やったら思いますよね。それがいややったらホステスしたらあかんと思うんですよ。

 

　香川さんのやったことは肯定されることではないですけど、店側も謝らなあかんと思う。結局、売り上げになるからって香川さんを呼んで、好きにさせてるわけじゃないですか。ママなり、オーナーなり、黒服なりがちゃんと対応してたらこんなことになってなかったんかなと思うし」

 

　8月31日の『文春オンライン』では、2018年1月期のドラマ『99.9―刑事専門弁護士―SEASONII』（TBS系）の放送開始前におこなわれた懇親会で、香川が女性スタッフを殴打していたことが報じられた（香川の事務所は、暴力はなかったと否定）。

 

「それが事実であったとしたらちょっと残念です。ただ僕は個人的には、香川さんは暴力を振るうタイプじゃないと思っています。

 

　香川さんは謝ったのが無茶苦茶早かったし、決断も潔かった。それについて、マスコミはもっと言わなあかんと思います。でないと立ち直れない。

 

　今の報道は、香川さんを完全悪として扱っている。そんなことされたら、どれだけ謝っても戻ってこれないですよ。そのやり方は絶対あかんと思います。

 

　香川さんは言い訳もしなかったし、何より自分の意見をまだ言っていない。そこが男らしく映った。テレビや広告が飛ぶのはしゃあないけど、謝罪をちゃんとやってたら取り戻せますもん。

 

　お金じゃない部分を示したから、いつか周りは味方につくし、香川さんが立ち直ろうとするのを応援すると思うんですよ。あんだけ演技できる人やから、絶対にまた仕事は来るはず。

 

　マスコミはちゃんと逃げ道作ってあげなあかんし、香川さんの意見をまず聞いてほしい。僕の暴露では、きちんと謝ってきた人は許して逃げ道を作ってるから」

 

　映画やドラマでアクの強い人物を数多く演じてきた香川。あの怪演を見られる日は再び訪れるのか――。

( SmartFLASH )