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維持費1200万円!梅宮アンナが700坪の実家を売却…松本明子も苦しんだ「実家じまい」に共感の声
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.09.07 18:33 最終更新日:2022.09.07 18:35
9月6日、タレントの梅宮アンナが『ポップUP!』(フジテレビ系)に出演。父・梅宮辰夫さんが遺した豪邸の売却について語った。
2019年、81歳で亡くなった梅宮辰夫さんの “終の棲家” は、神奈川県真鶴町にあるオーシャンビューの建物。4階建てで敷地面積は700坪という大邸宅だ。
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築36年ということもあり、修繕費などがかさんだとアンナは説明。辰夫さんが亡くなってからの2年間で、約1200万円もの維持費がかかっていたと明かした。
アンナは同日、インスタグラムを更新。敷地内の腐った木の撤去費用に40万円、給湯設備の修理に100万円かかったことなどを説明し、《700坪を管理していくには、正直お金持ちレベルではなく、大金持ちじゃないと。。。》《このまま、この家に住むと、私は時間の問題で破産だろうと思いまして。。》と、売却の理由をつづった。
スケールの違いはあるにせよ、「実家じまい」は多くの人が直面する問題だ。
タレントの松本明子もそのひとり。空き家になった高松の実家を25年にわたって管理してきたが、1800万円もの維持費がかかってしまったという。
水道代、電気代、固定資産税、火災保険などで年間27万円。そのうえ、管理のためにかかる交通費や、リフォーム代、不用家財の処分代などがかかった。
その “しくじり体験” をもとに、2022年6月には著書を発売。現在は「実家じまいタレント」としてイベントにも引っ張りだことなっている。それだけ「実家じまい」が、社会的問題になっているということだろう。
SNSを「実家じまい」「実家 処分」で検索すると、じつに多くの人が頭を悩ませていることがわかる。
《まさに同じような悩み....梅宮アンナさん大変だったんだろうな!言葉に重みがある。お母さんもいるし....田舎も大変 見積もりすらどこに....》
《今、実家じまいをしているわけですが...。仏壇は確かに困る。魂ぬきはしてもらったが...大きいので粗大ゴミに出すもの大変。産業廃棄物業者に家財道具纏めて破棄しようか?と話にはなっているが...。》
《実家の処分ってほんとに大変。。。築50年とかなると更地に戻した方がいいんだろうけど、解体にもお金がかかるし解体費用を賄える程度の土地代にならない…》
松本明子の実家は、自治体が運営する「空き家バンク」に登録することで、600万円で売却できた。だが「空き家バンク」で実際に売却できるのは一部で、多くの自治体では運営が低調だとする調査結果もある。
2020年発表の「住宅・土地統計調査」(総務省)によると、2018年時点で、国内の空き家数は849万戸、空き家率は13.6%で過去最高。近い将来には1000万戸を超えるとみられる。
しくじらないために、早めの対策が必要だろう。
( SmartFLASH )