エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

オダギリジョー「香川照之の代役」出演に絶賛の声! 漢気の裏にあった “16年越しの恩返し”

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.09.16 15:16FLASH編集部

オダギリジョー「香川照之の代役」出演に絶賛の声! 漢気の裏にあった “16年越しの恩返し”

自身が監督した映画『ある船頭の話』の記者会見で(2020年)

 

 過去の性加害行為が報道され、CMやテレビ番組を軒のみ降板することになった香川照之。10月スタートのドラマ『アトムの童(こ)』(TBS系)も降板が決定し、代役にオダギリジョーが起用されることがわかった。9月16日、スポーツ報知やスポニチが報じている。

 

 ツイッターには、《カッコいい人キター!!》《おぉ………!!!! まっったく予想しなかった人選!! ジョーーーぉ!!》などと、キャスティングを絶賛する声があがった。

 

 

 芸能関係者もオダギリには期待を寄せる。

 

「香川さんは、演技に関しては多くの人が評価する名優です。その代わりを務めるのは相当なプレッシャーのはずで、だからこそ、オダギリさんの決断には心意気を感じます。

 

 香川さんはアクの強いキャラクターを演じるのが得意ですが、オダギリさんもいい意味で癖の強い役者です。香川さんとはまた違ったおもしろい演技を見せてくれるでしょう」

 

 オダギリと香川は、いまから16年前の2006年、西川美和監督の映画『ゆれる』で兄弟を演じた。同作の公開時、オダギリは「シネマトゥデイ」のインタビューで、「大先輩」と仰ぐ香川についてこう語っている。

 

「僕は、普段から香川さんの作品を観ていて、作品に対しての思いを毎回感じ取っていけたし……香川さんが持つまじめさ、情熱、誠実さに引かれていたので、すごく一緒に仕事がしたい方だったんです。

 

 実際、香川さんは、現場でも周りをよく見ていて、たとえば、僕との関係性の作り方とかも、香川さんがいろいろと考えてくれて、現場も香川さんが1番張り切って、引っ張ってくれていた気がします。

 

 香川さんなしではこの作品が、完成しなかったんじゃないかと思うくらい大切な支えでしたね」

 

 オダギリの決断は、尊敬する香川に恩返ししたいという思いもあるのだろう。

 

 過去に話題になった代役では、2013年に舞台『おのれナポレオン』で病気で降板した天海祐希から引き継いだ宮沢りえや、2020年にNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で沢尻エリカの逮捕を受けて抜擢された川口春奈らがいる。ともに、みごと代役を演じきって自身の株を上げることに成功した。

 

 オダギリも、さらにワンランク上の役者になれるか、日曜の夜が楽しみだ。

( SmartFLASH )

続きを見る

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る

エンタメ・アイドル 一覧を見る

今、あなたにおすすめの記事