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アンガ田中、“名物母”の死を報告 バラエティ番組での「NGなし」出演を思い出し多くのファンがもらい泣き
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.09.17 18:12 最終更新日:2022.09.17 18:23
お笑いコンビ・アンガールズが、9月16日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演。田中卓志が、母・三枝子さんが2021年5月に亡くなっていたことを、涙ながらに報告した。
1年以上、母の死を表に出さなかった理由について「直後に言うことで、気持ちがズンっとなっちゃう。バラエティーで仕事をする以上、気持ちが沈むと、なかなか仕事にならない。気持ちの整理がつかないと、言えないなと(思った)」と語った。
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2021年2月に連絡があり、三枝子さんが「神経内分泌がん」という希少ながんに罹患したと判明。「あんまり治療方法がない。余命1年、長くて2年ぐらいだろう」と会話したという。頻繁に連絡を取るようにはしていたが、コロナ禍でなかなか行き来はできなかった。母の死は、兄からの電話で知ることになった。
田中は、連絡を受けた日を振り返り「信じられない、という感じ。余命1年って言われたら、1年あるような気がするんだけど、そうじゃない場合もあると、もっと感じられたらよかった。次の日(実家に)帰ったときに、ちょっとショックがきました。(母の顔を)見て、そのとき初めて実感がわいた。もうちょっと何かしてあげられなかったかな、と思いました」と、胸の内を告白。伝えたかった言葉を聞かれ、「『ありがとう』ですね。生きているときに『ありがとう』って言うと、『死んじゃうのかな』みたいな感じになるから、言ってない」と、涙ながらに語った。
田中の告白に、SNSではもらい泣きする人が続出している。
《田中さんのお母さんが無くなってたなんてショックだし、テレビで親子の共演を色々見てたからこっちも泣いてしまう。》
《金スマの田中の母親の話を見て感動して泣きっぱなし。お母さんすごい人だ》
《田中のお母さんようテレビで観ててめっちゃ面白かったからショック。もう見れんのかー、、、》
《昨夜の「キンスマ」アンガールズ田中さんの特番は泣けた。私もお母さんのファンだったし。田中さんの哀しみの深さもわかったし、みんなこういう経験しているんだなと初めて実感したというのも刺さった。》
「田中さんのお母さんは、おっとりした可愛らしい方で、数々のバラエティ番組に出演する“名物母”でした。過去には、『はねるのトびら』(フジテレビ系)で芸人の母の手作り弁当対決という企画があり、田中さんのお母さんの弁当が『冷凍食品が入っていて、愛情が感じられない』などの評価で、最下位になってしまったことが。しかし、田中さんは『看護師をやっていて、忙しい中で弁当を作っているから、冷凍食品くらい入るんだ』『このお弁当を食べて、こんなに背が伸びたんだ』などと憤り、うまいうまいと平らげたエピソードはあまりに有名です。
また『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で“業界でいちばんNG少ない説”を検証されたことも。昆虫のタガメをバリバリ食べ、どじょうすくいやパンスト相撲、グラビア撮影などに果敢に挑む姿を見せ、驚きと笑いを提供していました。そのおもしろく、飾らない性格に、ファンも多かったんです」(芸能記者)
田中は、『金スマ』のなかで「あれぐらい、まわりの人を楽しませる人になりたいですね。サービス精神のかたまりのような人なので」としみじみ語っている。多くの視聴者から愛された田中母の訃報に、悲しみが集まっている。
( SmartFLASH )