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「性加害」報道が尾を引く香川照之、自著であげた友人「木下ほうか」の名に「類は友を呼ぶ」の声
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.09.21 16:31 最終更新日:2022.09.21 16:32
8月に、銀座の高級クラブでのホステス女性への「性加害」が「デイリー新潮」で報じられた、香川照之。自身がMCを務めていた朝の情報番組『THE TIME,』(TBS系)を降板、トヨタ自動車やサントリーなど、出演していたCMも、相次いで打ち切りになった。
また、俳優として出演していたドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)は、9月29日に最終回を迎える。10月スタートの日曜劇場『アトムの童(こ)』は、出演が決まっていたが直前に取りやめとなった。主演映画がスペインの映画祭で喝采を受けたというが、少なくとも地上波テレビで香川の姿を見ることは、10月以降、ほぼなくなる。
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大きな代償を払うことになった香川だが、かつて自著に、ある男性俳優を「友人」として登場させていた。それが、木下ほうかである。
2006年に出版された、映画雑誌「キネマ旬報」で連載していた香川のエッセイをまとめた書籍『日本魅録』(キネマ旬報社)に、このような記述がある。
《いま公開中の正月映画の評判がいい。客が入っているようだ、と友人の木下ほうかから先日メールをもらったのでいろいろな人に追跡調査をしてみたところ、やはり評判がいい。》
2002年末に公開された、香川が出演した映画『刑務所の中』(崔洋一監督)の評判について、木下から連絡があったことを、香川は嬉しそうにつづっている。
このエッセイは、数多くの俳優、映画監督たちについて、香川なりの演技、演出の印象を述べていく、という内容だ。共演した俳優の名が数多く出てくるが、木下は連載のかなり初期から「友人」という立場で登場する。それだけ、関係の深さがうかがえる。
「木下は2022年3月、『週刊文春』で女優数名に対する『性加害』が報じられました。『演技指導』と称して家に呼び、性行為を求めたり、キスを拒んだ女性に脅しまがいのメールを送り、最終的に性行為に及んだりした、といった内容です。木下は報道について、おおむね内容を認めました。その後も別の『性加害』報道が相次ぎ、所属事務所はマネジメント契約を解消。現在は芸能活動を無期限休止している状態です。
ちなみに香川と木下は、映画『七つの会議』などで共演しており、どちらもボクシング好き、という共通点があります。そんな2人が、ともに『性加害』を報じられ、映画界では、まるで『類は友を呼ぶ』ではないか、という声が出ているほどです」(芸能記者)
悪役が似合い、“怪演”が評判だったことも共通する2人。「性加害」報道で代償を支払う点まで共通することになるとは……。
( SmartFLASH )