ダウンタウン・浜田雅功が、9月24日放送の『ヒロド歩美のレジェンドに会いたい 浜田雅功 初めての告白90分!』(ABCテレビ)で、スパルタ教育で知られた母校「日生学園第二高校」について語った。
当時は午前4時30分に起床して、上半身裸の “全力体操” をおこなっていた浜田。「毎日やってた。真冬で雪降ろうが何しようが、休んだ記憶がない」と振り返った。
【関連記事:浜田雅功、トイレを素手掃除した過酷な全寮高校時代を振り返る】
放課後の6キロマラソンは、月に1度10キロに延長されるなどとにかくハードだった。体調が悪い日でも「関係ない」と言われ、マラソンを休むために「コップに醤油を入れて一気に飲む。高熱が出る」と絶対にやってはいけない方法でなんとか逃げていたという。
寮生活では「テレビも雑誌もない」と、世間のニュースは一切入ってこなかった。唯一、情報を得られるのが、月1回の散髪で、「バリカンで坊主にせなあかん。(下に)新聞が敷かれて、それで情報を得ていた。『え?(石原)裕次郎、倒れたんや』って」と当時を振り返った。
その学校で有名なのが、素手で便器を磨くトイレ掃除。「自分たちで使うトイレですから、素手でこうやって、きれいに使いましょうという意味でしょうね」と説明したが、浜田は今もトイレ掃除にはうるさいという。どりあんず・堤太輝によると、一緒に旅行に行き、少しでもトイレが汚れていると「掃除しといたからな」とキレイにしてくれるという。ライセンス・井本貴史が「そのとき浜田さん、素手や」とボケると、浜田は「なんでやねん!」とツッコんでいた。
浜田の強烈体験に、SNSでは大きな反響が寄せられた。
《スパルタ高校出身とは聞いていたけど、次から次へと出てくる壮絶エピソードがおもろすぎました》
《浜ちゃんの高校時代は何回聞いてもおもろい。年代的には軍国主義日本の軍隊あがりの人とかが先生やってたんだろうなぁ》
《浜田さんは自分より上の人ですけど、あの頃は「厳しければ厳しいほどエエ!若者を鍛えて鍛えて鍛えぬけ!」という発想で、日生学園みたいな厳しい学校はそこまで珍しい話じゃなかった》
「浜田さんは同番組で、高校卒業の際は、嫌われていた3年生が下級生たちからフルボッコにされる “逆お礼参り” があったと明かしています。副学寮長だった浜田さんは、下級生から呼び出され、部屋へ連れられていったそう。焦ったものの、下級生だけでなく前年度の卒業生もいて、『明日卒業やろ? おめでとう!』とお菓子などを振る舞われたんだとか。まさかのサプライズ祝賀会の話に、ヒロド歩美アナウンサーは『ルーツですよね。人から好かれる』と驚いていました」(芸能ライター)
浜田の人たらしぶりは、スパルタ生活を乗り越えて育まれたのだ。
( SmartFLASH )