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太田光『サンジャポ』で“統一教会擁護”で独演会状態 専門家から相次ぐ「許せない」「無責任」猛批判

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.09.26 20:39FLASH編集部

太田光『サンジャポ』で“統一教会擁護”で独演会状態 専門家から相次ぐ「許せない」「無責任」猛批判

デーブ・スペクター氏を“サタン(悪魔)”呼ばわり

 

「#太田光をテレビに出すな」

 

 そんなハッシュタグがツイッタートレンド入りするなど、毎週のように炎上している爆笑問題・太田光。

 

 MCを務める『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)や、教団と自民党の関係についての発言に批判が集まっているためだが、9月25日の放送での発言も、物議をかもす事態となった。

 

 

 番組で太田は、テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏に対して「サタン(悪魔)」という旧統一教会の言葉を用い、自説を語った。

 

「デーブさんも、(旧統一教会の信者を)『救いたい』と思っているわけですよね。難しいのは、統一教会側も『救いたい』(と思っている)。この『救う』と『救う』がぶつかっちゃっているところだと思うんですよね。

 

 したたかにお金を搾取したいと思っている人も、いるにはいるんでしょうけど、純粋にこの人を『救いたい』という人たちもいる。その人たちにとっては、デーブさんが『サタン』だってなっちゃうわけだから」

 

「人間の心を、どうやって無理やり動かせるのか」と言う太田に対し、「実態を知らなすぎる」と反論するデーブ氏。ジャーナリストの鈴木エイト氏も「マインドコントロールされた人をどう処遇するのか、という話なんです」と補足した。

 

 しかし、ほかの出演者たちはほとんど口をはさむことができず、太田の“独演会”は止まらなかった。

 

「今までも、(信者を)拉致して閉じ込めたりとか、いろんな問題が起きてるんです。長い時間をかけても、まだ答えが見つかっていないことだから、そんなに簡単なことではない」

 

 鈴木氏は「拉致、監禁とはまったく別。保護して説得するというのは、一定の合理性があるんです」と釘を刺すにとどめたが、このやり取りを見ていた専門家たちからは、SNSにいくつもの批判が投稿された。

 

 ジャーナリストの江川紹子氏は、9月25日、こうツイートした。

 

《番組を仕切るMCとして、統一教会の主張を代弁する太田光さん。これまでの経緯を考えると、外部の人間がいくら問題の本質を伝えても、彼は教団の代弁者をやめないでしょう。そして、スタッフは意見できない。TBSは、彼にMCやらせる番組で、もうこの話題を取り上げるべきではないのでは》

 

 同じくジャーナリストの有田芳生氏は、同日、番組での太田の発言について《太田光さんのこの発言。すっかり統一教会の主張です》と指摘。さらに爆笑問題の漫才風コラムが掲載された「月刊Hanada」を引用し、娘の飯星景子氏を奪還した作家の故・飯干晃一氏の名前を挙げてこう批判した。

 

《僕が太田光さんの発言を許せないのは、統一教会から子どもを脱会させたいと苦労してきた多くの親御さんたちの苦労を知っているからです。飯干晃一さん存命なら太田発言に大爆発していたでしょう。お笑い芸人だからと許される発言ではありません。現場を知らないのに発言するな》

 

 このコラムで太田は、同誌編集長が「我々はサタンに敗けない」と電話してきた、という“ボケ”をみせていた。これに対し旧統一教会の被害者救済に取り組んできた紀藤正樹弁護士は、「無責任すぎます」という強い言葉で批判した。

 

《太田さんのコメントは、統一教会の主張そのもの。ギャグ自体が逆に統一教会に対して差別的です。被害者に対する配慮もありません。こういう発言を、地震、天災、原発事故の被害者に向けても言えるのでしょうかね。太田さんMC芸能人として、発言が無責任すぎます》

 

“無責任”な放言が支持されてきた太田。しかしいま求められているのは、旧統一教会が抱える問題と、しっかり向き合うことだ。

( SmartFLASH )

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