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島田陽子さん、遺作の上映が決まるも監督に「偲ぶ会」の案内は届かず…遺骨めぐり事務所と元マネージャーの対立は続く【スクープその後】

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.09.30 18:41FLASH編集部

島田陽子さん、遺作の上映が決まるも監督に「偲ぶ会」の案内は届かず…遺骨めぐり事務所と元マネージャーの対立は続く【スクープその後】

闘病を続けながらも精力的に仕事を続けた島田さん


 いよいよ秋本番!今もさまざまなニュースが世間を騒がせ続けている。そんななか、多くのスクープを報じてきた本誌記事のなかから、特に反響の大きかったニュースのその後を大追跡!

 

 安倍晋三元首相の国葬がおこなわれた9月27日。この日は、大腸ガンによる多臓器不全のため、7月25日に亡くなった女優島田陽子さんの「お別れ会」が予定されていた日でもあった。

 

 

 その後、所属事務所は日を改め、10月以降で「偲ぶ会」を開くことを発表しているが、改めて本誌が事務所関係者に問い合わせてみると……。

 

「もともと9月27日にお別れ会をやるなんて言っていませんよ。改めて10月に偲ぶ会を開こうと予定しているところです。

 

 7月に亡くなってから、彼女の遺骨と、お母さんの遺骨を一緒に父親のお墓に納骨しました。当然、家族の同意が必要なので、妹さんの同意を得ています。これまで彼女が住んでいたマンションの遺品整理もようやく終わったところです」

 

 納骨については、島田さんの “希望どおり” に進んだとも報じられているが、これに異を唱えるのが、島田さんの元マネージャー・福島浩一朗氏だ。

 

「島田さんは、家族と断絶していて、『中村家のお墓には入らない』と頑なに拒否していました。それで埼玉の本庄市に、お母さんの遺骨を納骨するためのお墓を購入したのです。ですから、父親のお墓に納骨するのは彼女の意向を無視しているといわざるを得ません」

 

 もともと島田さんが亡くなった際、遺体の引き取り手がなく、渋谷区が1日6000円のドライアイスで保管していた。ところがその間に葬儀がおこなわれたと報じられたことで、混乱に拍車がかかったのだ。

 

 実際、葬儀はおこなわれていなかったが、渋谷区が荼毘に付し、遺骨は事務所関係者が引き取った。その後は関係者に何も報告されないままになっていた。
 

 

 島田さんの車が、俳優仲間が借りていた駐車場から忽然と消えたことについても本誌は報じたが、事務所関係者はこう語る。

 

「島田さんが乗っていた車は50万円の担保になっていたので、いまは島田さんにお金を貸した人物のものになっています。滞納していた駐車場代12万円のことは知らなかったので、すぐに対応したいと思います」

 

 はたして10月に改めて偲ぶ会をおこなえるのか。

 

「島田さんが最後に主演を務めた映画の監督さんには、まだ何も連絡できていません。いろいろな関係者の方にこれから連絡して偲ぶ会をおこなうつもりです。遺品整理も、仕事をしながらだったので大変でした。それなのにウソの報道ばかり流れて困っていました」(事務所関係者)

 

 実は、ここに来て島田さんの遺作である映画『エヴァーガーデン』の上映が決まった。11月21日に東京・中野区を皮切りに新潟、鹿児島などで上映される。監督の横山浩之氏がこう話す。

 

「昨年の1月に映画の制作が決まり、夏に撮影して年末に完成しました。上映が決まる前に島田さんがお亡くなりになり、まさに彼女の遺作になってしまいました。

 

 映画は文化庁の助成も得ていて、島田さんはプロデューサー兼主演を務めます。旅館を営む夫婦がコロナの影響を受けて旅館を閉め、夫が自殺する。妻役の島田さんがその後どう生きるのか。ぜひ見てほしいです」

 

 遺作の上映は決まったが、監督のもとにはまだ偲ぶ会の連絡はないという。福島氏に残る “モヤモヤ” は解決されていない。島田さんが安らかに永眠できる日はまだ先のようだ。

 

写真・梅基展央

( SmartFLASH )

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