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ニューヨーク嶋佐がコントで見せた「タトゥー姿」に騒然 いまだに“タブー視”“自主規制”される現状
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.10.10 19:46 最終更新日:2022.10.10 19:54
10月8日、8時間にわたって放送された特別番組『お笑いの日2022』(TBS系)。1組のコンビ芸人に、別の芸人1人を加え、今回限定のスペシャルユニットトリオとしてネタを披露する『お笑いプラスワンFES』のコーナーに、ジェラードンのかみちぃとともに、ニューヨークが出演した。その際のネタが、思わぬ形で波紋を呼んでいる。
3人は、メンバー間の方向性の違いのため、解散を決めた音楽グループが「解散ライブ」をおこなうという設定のコントを披露した。ベタな服装の屋敷裕政が恋愛ソングを歌う中、いかつい見た目のラッパーに扮した嶋佐和也が正反対な曲調のラップを重ね、さらにその周囲で、かみちぃがキレキレのダンスをするという内容だったのだが、ここで注目が集まったのは、白いタンクトップ姿になった嶋佐の両腕にあった、リアルなタトゥーだ。
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「この嶋佐さんのタトゥーは、コント用に用意したシールによるものだったのですが、あえてコント内でタトゥーについて触れられなかったこともあり、本物だと誤解した人が多かったようです。
嶋佐さんが別の番組の企画で体を鍛えていたこともあり、あまりにその体に似合ってしまったことも、誤解された原因のひとつです。テレビのメイン視聴者層には、いまだにタトゥーを“タブー視”して拒否反応を持つ人も多く、一部で議論を呼んでしまいました」(芸能記者)
一方で、比較的タトゥーになじみのある層からは
《ニューヨーク嶋佐のタトゥー入れてる前提で話勝手に進んでるのおもろい》
《嶋佐のタトゥーあんな適当でヤッツケなやつ入れてるわけないのにニュースにまでなってんのなに》
《嶋佐さんのタトゥー論争さすがにおもしろすぎる》
と、明らかにシールであることは一目瞭然、という意見が多く寄せられた。
「とくに若年層では、タトゥーは近年、ポピュラーになりつつあり、それこそファッションアイテムとして手軽に楽しめるタトゥー風シールも人気があります。
しかし、実際にタトゥーを入れたミュージシャンや格闘家がテレビに出演する際には、それが見えないようにテーピングをしたり、長袖を着たりと“自主規制”を強いられている現状もあります。今回のように『タトゥーを入れたラッパー』というステレオタイプな描き方も、タトゥーへのバイアスのかかった考え方があるからでしょう」(前出・芸能記者)
このネタが議論の対象になること自体が、タトゥーが市民権を得ていないことを象徴しているようだ。
( SmartFLASH )