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椎名林檎、またも露呈した初期対応のまずさ…「赤十字騒動」に沈黙、コロナ禍でライブも
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.10.11 19:20 最終更新日:2022.10.21 14:57
椎名林檎が11月に発売を予定しているアルバムが物議を醸している。新譜の特典グッズが「ヘルプマーク」「赤十字マーク」に酷似しているとして、批判の的になっているのだ。
公表されたグッズは3種類あり、そのうちカードケースは赤字に白の十字マークとリンゴが、マスクは白地に赤い十字マークなどがデザインされている。
「カードケースはヘルプマークと酷似しています。ヘルプマークは、義足や人工関節使用者、難病の方など、外見からわからなくても援助を必要としている人が支援を受けやすくするためのもの。2012年に東京都が作成し、現在は全国共通のマークとなっています。
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カバンなどにもつけられるようになっていますが、椎名さんのグッズはデザインがそっくりで、見間違えかねないと指摘されています。
赤十字マークも、ジュネーブ条約で使用のルールが厳密に定められており、日本国内でも『赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律』で赤十字社など定められた組織以外がこのマークを使うことを禁止しています」(週刊誌記者)
日本赤十字社のサイトでも「使用については赤十字社と法律等に基づいて認められている組織に限られています」とあり、今回のような商品への使用は問題があるとみられる。
SNSでは、
《医療や福祉に関するものをパロディ化するのはやめてほしい。ヘルプマークのパロディグッズは、そっくりすぎてヘルプマークにしか見えない。グッズとして身につけられたら本来の利用者は困るんです》
《ただでさえヘルプマークを知らない人が多い世の中なのにファッションで付けられたら困る》
などと厳しい意見が並んでいる。
また、その後の対応についても批判がある。アルバム発売と特典グッズが発表されたのは10月7日。その直後からSNSでは批判が相次いでいたが、椎名サイドは沈黙。公式サイトに「お知らせ」が掲載されたのは、11日になってからのことだ。
「お知らせ」には、
「特典グッズに関しまして、多くの方々からご意見を頂戴しました。そちらを踏まえ、ただいま発売元のユニバーサル・ミュージックが対応について協議をしております」
とあるが、椎名本人からのコメントはいまだ発表されていない。
「8日から10日は3連休で対応が遅れた可能性はありますが、その間もネットニュースでは大きく扱われ続けていました。椎名さんは、旭日旗に酷似したオフィシャルグッズを販売したり、所属する『東京事変』のライブを、新型コロナウイルスが猛威をふるっていた2020年2月に強行するなど、これまでもたびたび物議を醸す行動を起こしてきました」(前出・週刊誌記者)
押しも押されもせぬ存在だけに、今回のトラブル対応には疑問の声が上がっている。
《椎名林檎だってもういい加減にいい大人なんだから国旗振らせるとか赤十字とか、ファッションとして消費しちゃいけないものに自覚的になってくれ》
《流石にこれはないでしょ。コロナ初期にもライブを行ってたし。アーティストが無神経過ぎて、こんな人をファンだった自分が恥ずかしい》
サブカル系のカリスマ的存在も43歳。林檎流はいつまで――。
( SmartFLASH )