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『鎌倉殿』でまさかの“BL展開”に視聴者から驚きの声 三谷幸喜の独自解釈脚本に集まる高評価

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.10.17 15:30FLASH編集部

『鎌倉殿』でまさかの“BL展開”に視聴者から驚きの声 三谷幸喜の独自解釈脚本に集まる高評価

「よこちんお疲れ様」と記したマスクをつける小栗旬

 

 10月16日、NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人』第39回「穏やかな一日」が放送された。

 

 主人公・北条義時(小栗旬)の傲慢なやり方に、御家人たちは不満を募らせる。義時は三代将軍・実朝(柿澤勇人)に対しても「私のやることに口を挟まれぬこと」と、脅しをかけて……と、「穏やかな一日」というタイトルとは裏腹に、不穏なストーリーが展開した。

 

 

 しかし視聴者がもっとも驚いたのは、実朝が抱える「秘密」が明らかになったときだ。世継ぎをつくれない理由を、正室の千世に告白。さらに、北条泰時(坂口健太郎)に思いを込めた和歌を贈る場面も。SNSには

 

《鎌倉殿はすげえドラマだすげえドラマだと思ってたけど、まさかこのクライマックスで濃縮ど耽美BLをぶち込んでくるとは思わなかった 変な声出た》

 

《ええ?! 鎌倉殿の13人見てたら推しの実朝さんがいきなり男性に愛の歌を送ってたんですが いやいや大河でBL?進んでるな?!》

 

 と、驚きの声が多数。また

 

《叶うことは絶対にない…絶対に 切ない恋 現代だったらOKだけど 鎌倉時代はNGですよね》

 

《今回はあまりにも切ないお話に涙。実朝の恋は、割れて砕けてしまいました》

 

 と、あまりに切ないストーリーに心が動いたという声も多くある。

 

「『吾妻鏡』には『されど源氏の正統、いまに縮りぬ。子孫、嗣ぐべからず』という実朝の言葉があります。自分には子をもうけることができないということです。実際、26歳で非業の死を遂げるまで、実朝に実子はいなかったとされています。泰時に思いを寄せるというのは、脚本の三谷幸喜さんの創作ですが、実朝の恋愛に関しては、後世、さまざまな推測がされています」(歴史ライター)

 

 この回の『鎌倉殿~』では、『金槐和歌集』に収められた実朝の

 

「大海の磯もとどろによする波われてくだけて裂けて散るかも」

 

 という和歌が繰り返し紹介された。SNSには

 

《あーーー失恋アンサーソングを渡す鎌倉殿つらい…》

 

《和歌ってすごいなって思った今日の鎌倉殿。三谷幸喜の解釈がすごい》

 

 と、歌人としても知られる実朝の心象を、和歌で表現してみせた三谷脚本を称賛する声も多数あった。

( SmartFLASH )

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