エンタメ・アイドル
「超高級交際クラブ」という異世界…「大御所芸人からはマンションもらったことも」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.10.29 06:00 最終更新日:2022.10.29 06:00
「正直、『パパ活』や『ギャラ飲み』という言葉が出てきて困っているんです。いずれも交際クラブから見れば、末端中の末端の形態ですからね」
こう話すのは、超高級交際クラブに登録して8年めという結城ミサコさんだ。夜景の美しい都内某所にリムジンで颯爽と現われた3人。
今年8月に、小宮愛結さんが開業した超高級交際クラブ「特別交際倶楽部ファレノプシス」に所属する女性たちだ。
【関連記事:「『パパ活』ブームはこうして作られた」仕掛け人が語る】
「これまで私もイチ女性として、いろいろな方とお会いしてきました。自らクラブを立ち上げたのも、遊び方を知らない男性が増えた弊害をなくしたいからです」(小宮さん)
小宮さんと結城さんは、以前は別のクラブに登録していたが、最年少の立石萌絵さんは2カ月前に登録したばかりの新人だ。
「まだ2人の男性とお会いしただけで、慣れていないことも多いです……」と話す立石さん。交際クラブでは、男性はまず入会金を払って、入会登録をしなければ、女性たちの詳細なプロフィールすら見ることができない。コンシェルジュらが間に入りながら、好みの女性と面会。互いの条件面などで合意が取れた、いわば “カップル成立” の状態を「セッティング」というそうだ。
「もちろん男性から “条件” が提示されますが、男性側が私たちの求める条件に満たない場合は、こちらからお断わりします。私は、いまセッティング料金100万円からしか受け付けていません。ただし、交際クラブの場合は1回いくら……というのではなく “スポンサー” のように、だいたい半年のスパンで男性に支援をお願いして、月4~5回お会いする感じです。自由恋愛なので、その気がないときは、会っても“一晩”はお断わりすることもありますよ」(結城さん)
金銭支援はセッティング時だけではない。「私はおつき合いが長い男性が多いのですが、最初にお願いした額をずっといただいていて、誕生日などイベント時にはプラスしていただいています」(小宮さん)と、随時 “お手当” もあるという。一般人には到底、手の届かない異世界―。その異世界でも別格のVIPは「ホエール(鯨)」と呼ばれる。
「世界的経営者のMさんとお会いした、と別クラブの女性から聞いたことがあります。女優と離婚された大物芸能人のIさんも有名です」(立石さん)
やはり、芸能人は羽振りよく、寛大なようだ。
「強面俳優のTさんとお会いしていました。いつも、Tさん馴染みのライブハウスに集合して、そこからデートという流れ。食事だけの関係で、やはり女性には困ってないんだなと思いました(笑)」(小宮さん)
「私がいちばんよくしてもらったのは大御所芸人のSさん。驚いたのは、都内の高級マンションの一部屋をいただいたことです。『税金対策だよ』と笑っていました」(結城さん)
そうしたつき合いのおかげで、月収が1000万円を超えたこともしばしばだというが、その一方で、多額の支援をくれるホエールたちの “癖” につき合うことがあるという。
「ものすごくお金を稼いでいる方は、アブノーマルな人が多いですね。『若いエキスが欲しいから』と、私が垂らしたツバを4時間も飲んでいた方がいました。それで、プラス50万円くらいでした。政治家の方からは、初デートで『ヤギカフェに行きたい』と言われました。どこまでも癒やされたかったのかな(笑)」(結城さん)
結城さんのような “猛者” もいるが、そんな要求をされて、断わる女性もいる。「それが交際クラブです」と小宮さんは話す。
「クラブから女性にお願いする義務があるとしたら、2人の秘密を守ること。あとは所作やマナーは、 “高級”にふさわしいようにと教えています」
やはり、大金持ちは “手に入りにくいもの” に惹かれるのか……。
写真・久保貴弘
取材協力・特別交際倶楽部 ファレノプシス(胡蝶蘭)
※女性の名前は源氏名です