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「BE:FIRST」「IVE」ほか『紅白』内定が次々報じられる“世界進出組”キンプリの焦りも納得、一方で「ついていけない」視聴者も
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.11.13 20:32 最終更新日:2022.11.13 20:33
毎年、12月31日の大晦日に放送される『NHK紅白歌合戦』。本格的な冬の訪れも近づき、その“出演者報道”も盛り上がりを見せてきている。
11月13日に「スポーツ報知」は、7人組ボーイズグループ「BE:FIRST(ビーファースト)」の初出場が内定した、と報じている。
デビュー2年めのBE:FIRSTは、オーディション番組『THE FIRST』から結成された。2021年11月のデビュー曲「Gifted.」は、オリコン週刊デジタルシングルランキングで初登場1位に輝くと、米国ビルボードの「Hot Trending Songs」でも1位を獲得した。
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芸能担当記者はこう解説する。
「『JO1(ジェイオー・ワン)』、『IVE(アイヴ)』、『LE SSERAFIM(ル セラフィム)』など、続々と初出場組の出場内定や出場有力視の報道が出ていますが、そこで多いのがBE:FIRSTと同様の“世界進出組”です。
男性11人組グループのJO1は、インドネシアや韓国の音楽番組に出演していますし、日韓混成K-POPガールズグループのIVEは、2022年5月にドイツで公演。
LE SSERAFIMは、2023年には単独で世界ツアーを実施するといわれています」
11月4日に平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)の3人が脱退すると発表されたジャニーズ事務所所属の「King&Prince(キンプリ)」だが、メンバー連名で出されたコメントでは、
《時間をかけて本音で話し合った結果、大切にしていることは同じでも、海外での活動をはじめとして、それぞれの目指したい方向が異なることもわかりました》
と、記されていた。
「その後のファンクラブ会員向けの動画で、岸が『海外で活躍できるグループになるためには、今のままでは到底無理だと感じるようになってきました』と語るなど、脱退メンバーのなかには“世界進出”への焦りがあったのでしょう。
世界進出は、いまやトレンドと言っても過言ではありません。ジャニーズでは『Travis Japan』は世界デビューを果たしてから、凱旋帰国してきましたし、『紅白』での“侵食”ぶりを見ても、海外進出組の勢いはすさまじい。
2022年の『紅白歌合戦』が『LOVE&PEACE ―みんなでシェア!―』をテーマとして掲げているのも、象徴的です。SNSなどでの“シェア”を意識するとしたら、国内市場だけに目を向けるよりも、世界規模の市場に目を向けて活動していくのが必須になってきています」(前出・芸能担当記者)
一方、海外進出の初出場グループばかりが続々と“内定”を受けている状況に、視聴者の間ではこんな声も上がっている。
《ここ数日流れてくる紅白内定ニュース、誰かわからない初見の人ばかりで、今年もまたついていけないかも…》
《もう流行りの歌とか全然わからないので、紅白の出場者とかも全然知らない人が結構多いからついていけない》
《安易に誰それ?って書いちゃう人もアレだけど、名前は知らなくても誰でも聞いた事あるくらい結果を残してないと出られなかったのが紅白じゃないの?とは思う》
世代間で「知らない」の定義は変わるもの。誰もが納得できる『紅白』の人選は、難しいということだ。
( SmartFLASH )