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小池栄子 『鎌倉殿の13人』存在感No.1の先にあった落とし穴…『紅白』司会落選で悔し涙

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.11.18 06:00FLASH編集部

小池栄子 『鎌倉殿の13人』存在感No.1の先にあった落とし穴…『紅白』司会落選で悔し涙

2001年発表の写真集『E』では、セミヌードにも挑戦。男性ファンから熱烈に支持された

 

 いよいよ佳境を迎えた、NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人』。作品を通じて、もっとも存在感を発揮したのは、北条政子役の小池栄子(41)だ。

 

「小池さんには、この先も大きな見せ場が待っています。後鳥羽上皇が北条義時を討つべく挙兵し、承久の乱が起こり、“朝敵”となり動揺する御家人たちを諫めるため、政子は『最期の詞』という大演説をうちます。いったいどう演じるのか、期待大ですよ」(ドラマウォッチャー)

 

 

 NHKから大役をまかされるほどの国民的女優となった小池だが、デビュー当時は「宇宙一のメロンパイ」が、キャッチコピーのグラビアアイドルだった。彼女は、いかにしてスターダムにのし上がったのか――。

 

「会社経営者の娘として生まれた“ご令嬢”です。グラビアに強い事務所、イエローキャブの野田義治社長に見初められ、1997年に本格的にデビューしました。女優志望だったので、当初は水着がNGだったのですが、グラビアで大ブレイク。計11冊もの写真集を発売しました」(芸能記者)

 

 デビュー直後の彼女を撮影したカメラマンが語る。

 

「そのころから独特の色気がありましたよ。一度会ったスタッフやカメラマンの顔をしっかり覚えて挨拶してくれるので、売れると思いましたね」

 

 デビュー後わずか数年で『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)に出演するなど、バラエティで大人気に。2004年、所属事務所が分裂して以降は、女優業に主軸を置き才能が開花した。

 

「女優としても大成できたのは、女性からの支持を得られたからでしょう。女子校育ちで、同性に嫌われない術を知っています。健康番組で『便秘体質なんです』と赤裸々に語り、同性から共感を呼びました」(芸能評論家)

 

 映画評論家の前田有一氏は、小池が主演を務めた2008年の映画『接吻』が、ターニングポイントだという。

 

「極悪犯に恋をして獄中結婚をするという突飛な役なのですが、女のつらさや情念を小池さんは鬼気迫る表情で、見事に演じていました。表情と内面が違う、何をするかわからないサイコパスな役がぴったりなんですよね。以後、一癖も二癖もある“ヨゴレ役”で存在感を放っています」

 

 実際、2021年の映画『私はいったい、何と闘っているのか』で、小池を起用した李闘士男監督は、女優が躊躇する役をオファーしたという。

 

「過去に男性問題がいろいろとあったにもかかわらず、自分が傷つけた男と暮らす女性の役だったので、女優さんからしてみたら出演すると損なんです(笑)。でも小池さんは『私はこの人の気持ちがわかりますし、好きですよ。監督、まかせてください』と快諾してくれました。どんな監督、俳優さん相手でも、言われたことをやってのける信頼感と安心感がありますよね」

 

 今年の7月クールに放送したドラマ『競争の番人』(フジテレビ系)の脚本を務めた丑尾健太郎氏も太鼓判を押す。

 

「絵になる女優さんですから、彼女が出てくれると聞いて、安心しました。じつは怖くて、いまだに『鎌倉殿』が見られないんですよ。そっちの小池さんのほうが素敵だったら、嫉妬しちゃうじゃないですか(笑)。今後は、サスペンスドラマによく出てくる“謎な女”役をお願いしたいです」

 

 人気女優はCMにも強い。

 

「今年のCM契約数は10社ほど。テレビの出演料なども含めると、推定5億円以上の収入です」(広告代理店関係者)

 

 今年はまさに“当たり年”の彼女だが、最後に落とし穴が……。橋本環奈に“主役”を奪われ、悔し涙を流したという。

 

「彼女は、今年の『紅白歌合戦』の司会をどうしてもやりたかったんです。白組の司会には『鎌倉殿』で頼朝役を演じた大泉洋さんが選ばれましたし、大泉さんも『紅組司会者には栄子ちゃんを推薦するからね』なんて軽口を叩いていたそうなんです。脚本家の三谷幸喜さんからも『今年の大晦日はスケジュール空けといたほうがいいよ』と言われていたらしく……。まわりが囃し立てるから、本気で信じていたみたい。冗談ですが『受信料払わなくていいかな?』とまで言っていたので、かなり悔しかったのでしょう」(テレビ局関係者)

 

 この悔しさを、久々の水着グラビアで跳ね返すのはどうかな?

( 週刊FLASH 2022年11月29日・12月6日合併号 )

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