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ずん飯尾、仕事がなくて40歳からバイト生活でも前向き前向き!

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.11.28 16:00FLASH編集部

ずん飯尾、仕事がなくて40歳からバイト生活でも前向き前向き!

 

 11月22日放送の『有吉クイズ』(テレビ朝日系)2時間SPに、ずん飯尾和樹さんと出川哲朗さんが出演していました。

 

 同番組内で飯尾さんと出川さんが挑んだロケは、店名だけを教えられ、SNSを使わずに、街行く人から教えてもらった情報だけで、お店を探し出すという企画。

 

 2人は高円寺の街を歩き回って、番組側から提示された3軒全店に見事たどり着くことができました。しかしそれに6時間半を要したのです。

 

 

 股が痛くなるほど長時間歩かされた出川さんは、番組スタッフへの愚痴が止まりません。

 

「(この企画は)審議ですね。店が何屋なのか知らないで、しかも(店名の)読み方もわからないで探させるっていうのは、どうなんだと。趣旨が違っているんじゃないかと僕は正直、思いました」

 

 当然、一緒に歩いた飯尾さんにとっても、相当過酷なロケだったと思います。しかし、飯尾さんは全店たどり着けたことに対して達成感があり、ゴール後も楽しく前向きな気持ちでいたと言います。

 

 企画内容にケチをつける出川さんに、飯尾さんは「いいところだけ見つけてくださいよ!」と前向きな助言をしていました。

 

 飯尾さんは、苦しいときでも前向きに楽しむことを忘れない人だなと、以前、筆者が飯尾さんを取材した際にも感じました。40歳手前ぐらいから、飯尾さんは仕事が減ってきて金銭面で苦労したそうです。

 

「給料日1日前に50円しかないというときがあったんですよ。それで相方のやすに『見ろよこれ、38歳の所持金じゃないだろ』って。それでも2人とも危機感がなくて、そこから現実逃避の妄想が始まって。

 

 やすは、まず『10円で石油の権利を買う』って言って。それに対して僕は『それは危険だよ。そんな権利を持ってたら命を狙われちゃうぞ』『じゃあ不死身の体を10円で買う』と、やすが言って(笑)」

 

 飯尾さんは40歳にして清掃のアルバイトを始めることになりました。それでもその当時のことを楽しそうに話すのです。

 

「俺の家に以前居候してた元芸人のアラちゃんという後輩が、掃除会社を立ち上げたので、そこでバイトすることになったんです。

 

 そのアラちゃんが社長みずから、埼玉の浦和から品川の俺んちまで朝、車で迎えに来てくれてました。

 

 それで車に乗ると、アイスコーヒーと水が用意されてまして『飯尾さん、飲んでください』って好接待(笑)。

 

 午前中の仕事が終わったら、お昼にうなぎを食べさせてくれたり、アラちゃんが俺の午後の作業予定を確認して『飯尾さん、これなら小生(ビール)だったら飲めますよ』『いいのアラちゃん!』とか言って。3時のおやつにクレープを用意してくれたりと、至れり尽くせりでしたよ(笑)」

 

 そのアルバイトを3カ月弱ほど続けていると、徐々に芸能の仕事が増えてきたそうです。苦しいときでも前向きに楽しんだことで、好転していったのかもしれませんね。

インタビューマン山下

1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

( SmartFLASH )

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