浜辺美波も語っていた堀越「恋愛禁止校則」自主退学の生徒に賠償命令「キス・性交渉」まで聞く教員に「外道」の声

 

　11月30日、男女交際を禁止する校則に反した生徒を自主退学させた高校に、賠償を命じる判決が、東京地裁で言い渡された。

 

　訴えを起こしたのは、堀越学園（東京都中野区）を退学した元女子生徒。この元生徒は、高校3年生だった2019年11月、同級生との交際を問題視した担任教諭から、自主退学するよう勧告を受けた。その後、堀越学園を自主退学し、他校に編入している。

 

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　判決では、退学を強制したことが違法だとし、学校法人「堀越学園」に約97万円の賠償を命じた。ただし、男女交際を禁止した校則については、入学前から説明し、それを受け入れて入学していることから、有効だと判断した。

 

　堀越学園といえば、多くのタレントたちを輩出していることで知られ、郷ひろみ、野口五郎、松田聖子なども同校の出身。同じく同校出身である女優の浜辺美波は、2020年のラジオ番組で「私も高校、恋愛禁止だったんですよ。高校自体が」「バレたら退学なので……」と語っている。

 

　この「交際禁止校則」に、SNSではさまざまな声があがった。

 

《時代錯誤の人権侵害。教育界から退場すべきだろう》

 

《イマドキ、こんな学校があることに驚く》

 

　一方で、「堀越」という学校ゆえ仕方ない、という指摘もある。

 

《堀越高校が男女交際禁止なのはジャニーズとかアイドルと付き合いたいがために入学してくるやつがおるからやろ》

 

《堀越高校なんて芸能人が通うトレイトコースを作ってて一般の学校とは全くちがうわけだから男女交際禁止なんて疑問にも思わんけどな…》

 

　訴えを起こした元生徒側は公判で、教員から4時間にわたって強引な聞き取りをされ、スマホの画像の開示を求められたり、「キスはしたのか、性交渉はしたのか」などと執拗に尋ねられたりした――としている。これについてはSNSでも《「スマホの画像の開示を強要」「キスや性交渉の有無を問い詰められた」が本当なら人権侵害》《男女交際云々より「性交渉したのか」等詰め寄る教員が外道だわ。人として恥ずかしくないんやろか》と非難する声が圧倒的に多い。

 

　恋愛の具体的な内容をしつこく聞くのは、もはや教員の「指導」の域を越えているのではないか――。

( SmartFLASH )