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清水章吾「79歳の再婚」までにあった苦悩の2年 家族も仕事も失い、お湯の出ないアパートで「本当に現実か」の生活

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.12.14 15:38FLASH編集部

清水章吾「79歳の再婚」までにあった苦悩の2年 家族も仕事も失い、お湯の出ないアパートで「本当に現実か」の生活

 

「昨年(2021年)12月に出会って、お互い、ひと目ぼれ。掃除や洗濯、料理もしてくれる。もっと前に知り合いたかった」

 

 本誌にそう語ったのは、“アイフルおじさん”の名で親しまれた、俳優の清水章吾。CMでチワワと見つめ合う清水の表情を覚えている人は多いだろう。

 

 

 12月14日、本誌が報じた清水の再婚は、大きな反響を呼んだ。相手は、演歌歌手水沢巡美(めぐみ・61)。取材中にはキスをするなど、仲睦まじい様子を見せてくれた。

 

 水沢は、自ら3回、離婚していることを打ち明けたが、清水にも離婚歴がある。

 

「アイフル」CMでブレイクした清水の、その後の“壮絶”な人生について、本誌は2020年から取材を重ねていた。

 

 清水は、2019年12月に「週刊新潮」で元妻・ハルマンさんと、その連れ子・絹子さんから「結婚してから40年にわたってDVを受けていた」と告発された。離婚した妻との間のトラブルをきっかけに、睡眠導入剤を40錠摂取し、ICUに緊急入院。家族も家も失い、生活保護を受給することになった。2020年に本誌が取材した際、再出発の現場として見せてくれたのは、6畳一間のトイレ・風呂共同、お湯の出ないアパートだった。

 

「最寄駅からは徒歩18分ぐらいかな」

 

 最初に部屋を紹介されたとき、ショックだったと語っている。

 

「市役所の紹介で、1月9日に退院したその足で、ここに入りました。玄関も窓も、鍵が壊れています。もっとも、盗られるような金目の物なんてありませんけどね。

 

 温水も出ないし、電気布団も調子が悪いので、寒くて仕方がない。友人がくれた防寒着や電気ヒーターで、なんとかしのいでいます。ときどき『これは本当に現実なのかな』と首を傾げたくなりますよ。お金もないし、テレビも本も持っていませんので、いまはもっぱら毛布にくるまり、終日、部屋でじっとしています」

 

 約1年後の2021年4月、清水は近況についてこう教えてくれた。

 

「家賃は約3万円なので、残りの生活保護費の約6万円で、ひと月をやりくりしています。友人が送ってくれる米を炊き、鮭のフレークや海苔の佃煮をおかずにしています。週に1度、喫茶店で食べるスパゲティがごちそうですよ」

 

 家族との関係が絶たれたままであることも、明かしている。

 

「実の娘や息子に電話やメールをしても、返事はありません。先日、ふと愛犬のポメラニアンが恋しくなり、以前、暮らしていた元妻の家まで行ったんです。『愛犬がどうなったのかだけでも教えてほしい』と言ったのですが、元妻に追い返されました」

 

 苦しい表情で当時の状況を語った後、清水は「俳優としても這い上がる」と決意を新たにしていた。そしてそのさらに1年後、本誌に笑顔を見せてくれた清水の横には、水沢がいた。

 

「ある会合のカラオケで、清水さんとご一緒し、歌のうまい方だなと。もう男性にはこりごりでしたが、清水さんと出会って気が変わりました。残りの人生を彼と過ごしたい」

 

 水沢は、そう語っている。

( SmartFLASH )

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