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川口春奈『silent』イライラ展開で視聴率が失速、最終話で “間延び感” 払拭できるか

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.12.22 19:15FLASH編集部

川口春奈『silent』イライラ展開で視聴率が失速、最終話で “間延び感” 払拭できるか

 

 川口春奈主演ドラマsilent』(フジテレビ系)。12月15日に放送された第10話は、平均世帯視聴率が8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前話から0.6ポイントダウンとなった。

 

「前半は視聴率が右肩上がりを続け、見逃し配信が歴代最高記録を更新したことが話題になったものの、中盤以降は失速傾向。

 

 聴覚障害というデリケートな題材を繊細かつ緻密に描いた良作ではあるものの、同じようなテーマだった1995年のドラマ『愛していると言ってくれ』(TBS系)と比べると、娯楽的な要素がなく静かな印象です。

 

 

 映画で言うなら、派手ではなく心に染み入るようなミニシアター系であることから、好みが分かれるところです」(芸能ライター)

 

 10話では、佐倉想(目黒蓮)が青羽紬(川口)の部屋にCDを借りに来て距離を縮めていくなかで、紬の笑顔を見るたびにうれしくなる反面、紬の声が聞こえないことにさみしさを感じるという内容だった。

 

 中盤以降は、想と紬が両想いでありながら、いま一歩踏み出せないままの展開が長く、間延び感が出ていたことで、ネット上では、

 

《想を見てるととにかくイライラする》

 

《想がずっと何も言わないのイライラしちゃう》

 

《中学生ならギリ許せるけど大人でこれは酷い切ない超えてイライラしつつある》

 

と「イライラ」というワードが頻出。このあたりが数字の伸び悩みにつながっている可能性もありそうだ。

 

 一方、北海道地区の視聴率は6%程度と、関東よりも厳しい数字となっている。こちらは別の理由もあるようで……。

 

「放送中のフジテレビ月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』で描かれた美瑛町の医療体制について、同町が『誤解を招く』として抗議したことが10月17日にわかりました。

 

 この件で、系列局のUHB 北海道文化放送はフジテレビ系のドラマ全般に対して番宣が消極的になっており、それが影響しているようです」(前出・芸能ライター)

 

 他のドラマに比べて、T層(男女13~19歳)の視聴率が格段に高く、日本シリーズ中継で90分の繰り下げ放送になった第4話を除けば、第6話まで一度も数字を下げなかったことで、一時はドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)級の大ヒットも予感させていた『silent』。

 

 やや肩透かし感が漂うなか、最終回ではどこまで数字を伸ばせるだろうか。

( SmartFLASH )

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