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TBS『S☆1』の近藤夏子アナ「ラクロス部」に憧れたスポーツ一筋の帰国子女を変えた「一つの質問」【グラビアも披露】

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.12.24 06:00FLASH編集部

TBS『S☆1』の近藤夏子アナ「ラクロス部」に憧れたスポーツ一筋の帰国子女を変えた「一つの質問」【グラビアも披露】

 

「本当に優しくて明るくて、笑顔の人しかいないんですよ」

 

 生まれて3カ月で移り住んだマレーシアの印象を、そう語るTBSアナウンサー近藤夏子(こんどう・かこ)。どことなく、現在の彼女の印象と近いものがある。

 

「現地の学校に通い、毎日プールや公園で遊んでいました。自然も豊かで、3連休があれば旅行する。5歳まで、そうやって過ごしていました」

 

 

 日本に戻ると、受験を経て、都心の小学校に入学。一転、習い事漬けの日々に。

 

「当時習っていたのは、ピアノ、書道、水泳、バレエ、フラッグフットボール。全部自分がやりたいと思ったことだから、両親に感謝です。そして、中学では陸上部に入りました。

 

 高校のラクロス部に憧れていて、そのために鍛えておきたいという思いがあったんですけど、もともと走ることも好きで。800mが専門で区の選抜メンバーに選ばれたこともありました」

 

 高校では、念願のラクロス部に入部。「日の出とともに多摩川の河川敷に行って朝練がスタート」という毎日だったが、「うちの家族はみんな体育会系でしたし、私もつらいとは思いませんでした」。

 

 そんなスポーツ少女が、アナウンサーを志すようになったのは、大学2年を終えたころ。

 

「オーディションを経て、ファッション誌「JJ」の専属モデルに選んでいただいて。そのなかで、Jリーグ・湘南ベルマーレの応援番組のMCの仕事があり、監督にインタビューをする機会をいただきました。

 

 戦術や試合に向けての思いとは違った一面を引き出したいと思い、『好きな食べ物はなんですか?』と聞いたんです。すると、『いちご』とおっしゃって。そういう印象がない方だったので、『知らなかった。聞いてくれてありがとう』とスタジオ観覧の方たちが喜んでくださったんです。

 

 すごく嬉しくて、こういうふうに、知られていないことを伝えていく仕事をしたい、アナウンサーならそれができるんじゃないかと思うようになりました」

 

 その思いを胸に、2019年にTBSテレビに入社。現在は土日のスポーツニュース『S☆1』メインキャスターをはじめ、多くの番組を担当している。

 

「スポーツは、やっぱり好きですね。とくに、生放送は、何が起こるかわからない、始まったら全部自分が対処しなければならないというプレッシャーはあるんですけど、そのドキドキ感がいいんです。失敗することもありますけど、つぎに成功するための努力や準備をするモチベーションになりますから。終わった後の達成感は格別ですね。

 

 振り返ると、2022年は夏に世界陸上の取材に行けましたし、12月には、フルマラソン未経験なのに番組の企画でホノルルマラソンに出るという、貴重な機会に恵まれました。ほんとうにありがたいです。2023年も元日のニューイヤー駅伝から仕事が始まりますし、スポーツにはずっと携わっていきたいです。2024年は、パリオリンピックを現地で取材できたら最高ですね」

 

こんどうかこ
26歳 1996年8月4日生まれ 東京都出身 慶應義塾大学法学部卒業後、2019年にTBSテレビに入社。現在、スポーツニュース『S☆1』メインキャスター、『有吉ジャポンII ジロジロ有吉』進行を務めるほか、『サンデージャポン』などに出演。そのほか最新情報は、公式Twitter(@kondokako0804)、Instagram(@kondokako0804)にて

 

写真・藤本和典
スタイリスト・川上舞乃
ヘアメイク・哘 絵美子
衣装協力・EKCOOKIES、Limue

( 週刊FLASH 2023年1月3・10・17日合併号 )

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