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平手友梨奈の「HYBE」入りが大きな契機に【テレビ新時代】注目集まる「TVer」「ネトフリ」の動向は?

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.29 17:37 最終更新日:2022.12.29 17:42

平手友梨奈の「HYBE」入りが大きな契機に【テレビ新時代】注目集まる「TVer」「ネトフリ」の動向は?

 

 2022年の大きなトピックといえば、在京民放5社が共同運営するテレビポータル『TVer(ティーバー)』の大躍進だろう。

 

 10月期のドラマ『silent』(フジテレビ系)が歴代最高の再生数を稼ぎ出したことでも話題となったが、CM収入減少・視聴率低下にあえぐテレビ界において、配信広告収入は、もはや生き残るための唯一の “光明” と言ってもいいかもしれない。

 

 

「テレビ離れが加速するなか、制作費がかかるのに視聴率も取れなかったドラマは敬遠されてきました。しかし、配信が大きな収入源となったことで、一転して各局では『ドラマを作れ』の号令がかかっています。

 

 また、時勢によって影を潜めていたお色気シーンも配信では再生回数を大きく押し上げることがわかり、一気に解禁されている状況。濡れ場も、地上波ではおとなしくして、配信では尺を長くする手法も増えそうです」(テレビ関係者)

 

 そこにきて、新たな動きを見せているのが、動画配信サービス大手のNetflix。従来のスタンダードプランは1490円だが、11月に広告つき月額790円プランを導入した。とはいえ、安いプランでは配信できない番組も少なくないようで、出足は不調のよう。

 

「テレビ各局にとっては寝耳に水の施策だったようで、大きな反発を食らう形となりました。言わずもがなですが、民放の番組はすべからずスポンサーに出してもらったお金で作られている。それをNetflixが放送して、別の企業から広告を取るなんてことが認められるわけがありません。

 

 また、NHKのコンテンツがNetlifxによる広告つきで配信されていたことには、寺田稔総務大臣もNHKに見解を求めています。今後ルールが整備されれば、テレビ各局も容認することが考えられ、そうなれば一気に加入者が伸びるのではないか」(前出・テレビ関係者)

 

 そうなれば、息を吹き返しそうなのがローカル局だ。

 

「TVerでは、島根・山陰中央テレビのバラエティー『かまいたちの 掟』がキー局のゴールデン並みの再生回数を記録していますが、今後は地域格差がなくなり、『純粋な面白さ』が試される時代になってくるでしょう」(前出・テレビ関係者)

 

 そして、芸能プロに目を向ければ、先日発表された平手友梨奈の『HYBE』入りが大きな転機となる可能性もある。

 

「世界的スターであるBTS、ジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデが在籍する『HYBE』の売上高はケタ違い。日本の芸能プロが束になっても勝てないスケールです。

 

 日本法人HYBE JAPANの子会社として新レーベル『NAECO(ネイコ)』が設立され、平手が所属第1号タレントとなります。今後は実力を持ちながら、芸能界のしがらみで活躍の場を奪われているタレントたちの受け皿にもなりえる。

 

 テレビ局も忖度などしている場合ではなくなり、結果、業界のクリーン化が期待されます」(前出・テレビ関係者)

 

 Adoのヒット曲よろしく、「新時代」の幕開けとなるか。

( SmartFLASH )

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