江藤愛は総合司会抜擢、ホラン千秋は負けキャラからの逆襲、三谷紬は10kgダイエット成功【大躍進の女子アナ2022】

 

　2022年も、多くの女子アナたちが活躍した。彼女たちの奮闘ぶりを振り返ってみよう。

 

　なんといっても、トップバッターはTBSの江藤愛アナウンサーだろう。12月2日にオリコンが発表した「好きな女性アナウンサーランキング」では第3位に。2021年の同ランキングで、8位で初登場したことを考えれば、破竹の勢いで人気を獲得していると言える。

 

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　2009年にTBSへ入社した江藤アナだが、同期の田中みな実のかげに隠れがちで、人気を集めだしたのはここ数年のことだ。ある芸能記者がこう語る。

 

「入社当初はあまり目立たない存在でしたが、地道な努力を続け、2014年には『ひるおび』アシスタントに起用されました。2020年からは『CDTVライブ！ライブ！』の司会も担当しています。いまやTBSのエースとして、担当番組を多く持つ売れっ子です。

 

　7月に放送された『音楽の日2022』（TBS系）では、虫垂炎で欠席した総合司会・中居正広さんの代役を務めるなど、ピンチのときに頼れる存在として重宝されています。

 

『THE TIME,』では、それまで進行担当でしたが、香川照之さんが性加害報道で降板したことをうけ、金曜総合司会になりました。実力があるので、スライドもスムーズな形でおこなわれました。

 

　当時は、江藤アナの起用を歓迎すると同時に、『働かせすぎじゃないか』といった心配の声がSNSで続出したほどです」

 

　2020年9月、本誌のインタビューに登場した江藤アナは、自分のことを「ポンコツなんですよ」と笑いつつ、こう話した。

 

「私ってあまり目標を立てるようなタイプじゃなくて、どっちかっていうと、毎日の自分の仕事に向き合うタイプ。『江藤さん、次はこの番組をお願いしたい』と言われた仕事に、一生懸命向き合ってきたから、いまがある」

 

　2021年春には、課長職にあたる「エキスパート特任職トップスペシャリスト」という役職に昇進した。今後も仕事が途切れることはなさそうだ。

 

■計6社とCM契約しているホラン千秋

 

　仕事が途切れないアナウンサーといえば、ホラン千秋の名前があがる。『Nスタ』（TBS系）などの報道番組からバラエティまで幅広く活躍し、テレビで顔を見ない日はない。

 

　広告代理店関係者によれば、ホランが現在CM契約している企業は計6社。これは異例なことだと、あるテレビ局プロデューサーが語る。

 

「帯（連日同時刻に放送される番組）で夕方のニュースをやっているのに、ほかの番組やCMにも出ているところは、うまくやっているなと感じます。普通は報道番組に出演するうえでの縛りがあって、『イメージを損ねる』などの理由でバラエティには極力出ないのが鉄則。
　

　CMにも同じことが言えます。よくあるのは、CMに出ているタレントをキャスター候補にはしないこと。その企業が不祥事を起こす可能性がゼロではないからです。

 

　でも、ホランさんは、事務所の方針なのかわりと契約が緩いんです。しかも、出演ギャラは高くないので、番組制作側はメリットが多い。

 

　さらに言えば、視聴者からもTBS局内からも、ホランさんに否定的な声はほとんど出ない。ホランさんは、『わたしは視聴者代表』みたいな立ち位置でニュースを読んでいて、メインじゃなくて、あくまでアシスタントなんだという姿勢が好感を持てます。

 

　ホランさんがIT社長とか有名俳優とつき合っているという熱愛記事が出たら妬みを買うかもしれないですが、女性視聴者も、なんとなく『私とあまり変わらない』といった安心感があるのだと思います。きっと、しばらくテレビに出続けるはずです」

 

　また、挫折を知っているからこそホランは共感を得られると、ある番組プロデューサーは語る。

 

「ホランさんはまず『負けキャラ』から入っていますよね。最初は女優志望でしたが、芽が出ずにキャスターに目標を変え、それでも就活でテレビ局をすべて落ちてしまう。その経験があるから、腰が低くて勉強熱心だし、自分をさらけ出すことができる。そこが、視聴者にも番組制作サイドにも受け入れられているのだと思います」

 

■お見合い写真を撮影した三谷紬アナ

 

　一方、“バズる女子アナ” として知られるようになったのが、テレビ朝日の三谷紬アナウンサーだ。2017年にテレビ朝日へ入社し、報道やバラエティ番組に出演しながら、2020年3月に公式YouTubeチャンネルで「公開ダイエット」に挑戦。

 

　2022年4月には見事10kgの減量に成功し、念願のウェディングドレスでお見合い写真を撮影して幕を閉じた。

 

　その後、8月1日発売の「週刊ヤングマガジン」の表紙に登場し、巻頭グラビアで引き締まったプロポーションを披露している。

 

「三谷アナ自身もダイエットの成功で自信を持ったのでしょう。このところ、インスタグラムなどSNSでの露出が増えているのです。そして、知名度・人気が上がったことで、業界では田中みな実さんのようにフリーアナになるのではないかとの噂が出るようになりました。

 

　2017年に入社した三谷アナは、今年入社6年めの28歳。『女子アナ30歳定年説』をとれば、そろそろ独立を考えてもおかしくはないでしょう。実際、水面下では各事務所が動き出しているとの情報もあります。三谷さんほどの実力があれば、田中みな実さんを超える可能性も十分あるでしょう」（前出・芸能記者）

 

　2023年はさらなる飛躍の年になりそうだ。

( SmartFLASH )