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正月番組に呼ばれたい!すゑひろがりず・三島の考えは「地獄の沙汰もカニ次第」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.01.09 11:00FLASH編集部

正月番組に呼ばれたい!すゑひろがりず・三島の考えは「地獄の沙汰もカニ次第」

すゑひろがりず南條(左)と三島

 

 1月7日に放送された『満天☆青空レストラン』(日本テレビ系)のゲストは、すゑひろがりずでした。扇子を持った三島達矢さんと小鼓を持った南條庄助さんは、番組冒頭で「2023年、あけましておめでとうございます。迎春 ポン!」と小鼓を打って挨拶。まさに新年1発めにふさわしいゲストです。

 

 すゑひろがりずは、正月の番組や営業に呼ばれることを目標にしていると、筆者が以前、彼らを取材したときにお聞きしました。

 

 

南條「『正月番組に出られる芸人』というのを狙っています」

 

三島「でも僕たちは、おめでたい芸ができないんですよ」

 

南條「傘回しみたいな芸がないんで」

 

 傘回し芸と言えば、海老一染之助・染太郎さん。「おめでとうございま~す」と言いながら和傘の上で毬を回し、「いつもより、よけいに回しております」と言うのが決め台詞。昭和の時代は正月番組に引っ張りだこでした。

 

南條「なにかめでたくておもしろい芸を新しく生み出したいんですが、なかなかそれが思いつかないんです」

 

三島「僕の最終目標は営業で、その営業の仕事をいただくには知名度が必要。だったら『賞レースを頑張ったらいいんじゃないか』ということになって。それで、結婚式や正月の営業で一生食っていけるような芸で生きていきたいなと」

 

 南條さんは、三島さんについて「メディアで活躍したい」「金持ちになりたい」といった欲が若いときからないと言います。

 

南條「三島は昔、汚い部屋に住んでいたんですけど『俺、別に月15万円ぐらいあって漫画さえあれば、一生この部屋でええけどな』っていうタイプなんです」

 

三島「とは言え、もう1部屋は欲しかったですが(笑)」

 

 筆者は、すゑひろがりずが『M-1グランプリ』(朝日放送系)の決勝進出を決めた2019年12月に取材しました。このときは2人ともまだアルバイトをしている状況。しかし、三島さんは当時の生活に、すでに満足していたのです。

 

三島「僕はカニとかそんなに毎日食べたいとは思わない。今でも2カ月に1回ぐらいはカニを食べられますから」

 

南條「カニ? 満足の基準がカニなん?(笑)」

 

三島「なんならカニじゃなくても、安い飲み放題の居酒屋でレモンサワーと土手焼きみたいなのでも十分満足なんで」

 

南條「バイトしてるのはええの?」

 

三島「それはやめたい。今はバイトしているからカニが食べられる状況なので、芸人の仕事だけでカニを食べたいですね」

 

南條「目標、カニなん?(笑)」

 

 2019年のM-1で、すゑひろがりずは伝統芸能風の漫才でインパクトを残し、目標の正月番組や営業にたくさん呼ばれる芸人になりました。「地獄の沙汰もカニ次第」のような考え方をする三島さんのことですから、かなりの高頻度でカニを食べていることでしょう(笑)。

インタビューマン山下

1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

( SmartFLASH )

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