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「#玉川さん」が突如トレンド入り…『羽鳥慎一モーニングショー』に玉川徹氏「再登板」待望論が浮上
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.01.17 20:25 最終更新日:2023.01.17 20:25
1月4日、テレビ朝日は『羽鳥慎一モーニングショー』が、2022年の年間世帯平均視聴率で9.7%を記録し、朝の同時間帯で6年連続の民放トップを獲得したと発表した。
同番組のチーフプロデューサーは「6年連続で民放トップを獲得できたのは、難しいことを分かりやすく伝えることに羽鳥キャスターはじめスタッフが一丸となって取り組んだ証だと考えています」とコメントを発表。
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番組が順調なのは間違いないが、そんななか、Twitterでは1月17日に「#玉川さん」が突如トレンド入りした。玉川さんとは、もちろん同番組のレギュラーコメンテーターだった玉川徹氏のことだ。
2022年9月28日、玉川氏は、安倍晋三元首相の国葬での、菅義偉前首相の弔辞について、「当然これ、電通が入っていますからね」と広告代理店の関与を指摘。
翌日、玉川氏は、この発言が事実誤認だったとして謝罪し、テレビ朝日から10日間の謹慎処分をうけた。10月19日に謹慎処分が明けて番組に復帰したが、今後はコメンテーターとしてではなく、自ら取材し、その結果を報告するという形で出演すると語っている。
「この説明があった翌日の20日、玉川氏の取材の様子がさっそく放送されました。謹慎明けの翌日に、VTRのみならずいきなりスタジオに “カムバック” した玉川氏に驚いた視聴者も多かったようです」(芸能記者)
だが、その後は、「そもそも総研」などのコーナーで不定期に出演するだけ。1月17日の番組では、以前、玉川氏が座っていた席にイェール大の成田悠輔氏が座り、コメンテーターの役回りを務めていた。
「成田氏は新進気鋭の経済学者で、現在、テレビからネットメディアまで、顔を見ない日はないほど引っ張りだこの若手論客です。ですが、注目が集めると同時に、過去の発言が掘り出され、炎上しているのです。
問題となっているのは、2022年2月1日、堀江貴文氏と対談したYouTube動画『【成田悠輔×堀江貴文】高齢者は老害化する前に集団切腹すればいい?成田氏の衝撃発言の真意とは』での『高齢者は集団自決すべき』という発言です。
成田氏は世代交代を進めるべきとの見地から、『高齢でコミュニケーションも厳しい高齢者がふつうにものすごく偉いポジションについている。そういうやばい老人たちに圧をかけていくというか、心の底から軽蔑している感じを出していくのが重要』と指摘。その文脈で『集団自決』との発言が飛び出しました。
この発言は、2021年12月17日の『少子化ってダメなこと?人口減少で60代が労働力の中心に?ひろゆき×成田悠輔』(ABEMA)などでも流れており、成田氏の持論なのは確かでしょう。しかし、この発言がTwitterなどで取り上げられ、長らく炎上しているのです」(同)
炎上の結果、成田氏ではなく、玉川氏に番組に戻ってきてほしいとの声がSNSに寄せられることになった。具体的には以下のようなコメントだ。
《誰かが「玉川さんがいないモーニングショーはカレーのカレー抜きぐらい中身がない」 と言ってたが、まさしくそのとおりだなぁ》
《玉川さんが出なくなってから、めっきり見なくなったなぁ。。。》
《モーニングショーも玉川さん出さなくなったら忖度番組になっちゃったな》
《玉川さんがいなくなった代わりに、高齢者の集団自決を主張している成田悠輔氏が出る #モーニングショー 終わりの始まり》
ちなみに、玉川氏の謹慎処分が明けた10月19日近辺の視聴率は以下(関東地区の世帯平均、ビデオリサーチ調べ)のとおりで、意外にも、玉川氏が出なくなってから数字はほぼ上がっている。
17(月)9.3%→24日(月)9.7%
18(火)9.0%→25日(火)9.2%
19(水)9.3%→26日(水)8.8%
20(木)8.4%→27日(木)8.7%
21(金)8.8%→28日(金)9.0%
また、2023年1月の視聴率は、
9(月)10.0%
10(火)9.8%
11(水)8.8%
12(木)9.5%
13(金)8.6%
となっている。今年で定年を迎える玉川氏。はたして、“番組スタメン” 復帰はあるのか――。
( SmartFLASH )