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なかやまきんに君「筋肉は人生の教科書」、実現したい“地球の筋肉芸の完成”とは

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.01.22 06:00FLASH編集部

なかやまきんに君「筋肉は人生の教科書」、実現したい“地球の筋肉芸の完成”とは

なかやまきんに君

 

「デビューから22年間『ヤー!パワー!』と叫び続けてきて、自分のデビュー後に生まれた10代の方々が僕に興味をもってくれる。未来は何が起きるのか本当にわからない。ただ、自分のキャラクターでできることを精一杯貫いてきたので、とても嬉しく思っています」

 

 こう語るのはデビューから22年にして昨年大ブレイクを果たしたなかやまきんに君。2022年、ユーキャン新語・流行語大賞に自身のギャグ「ヤー!パワー!」がノミネート。大みそかの『第73回NHK紅白歌合戦』には天童よしみとともにオープニングに登場し、筋肉で『紅白』を盛り上げた。彼は学生時代から芸人を夢見ていたという。

 

 

■短パンとタンクトップを貫いたNSC時代

 

「学生時代から漠然と芸能界に憧れがありました。筋トレに目覚めたのも中学生のころ。完全独学で、最初は毎日寝る前に腕立て伏せ50回からスタートしました」

 

 地元福岡の高校を卒業後、1999年に大阪のNSCに入学する。

 

「同期は南海キャンディーズの山里くん、ダイアンの二人とか。養成所時代はただの若者の集まりで、みんな『自分がおもしろい』と思っていました。生徒も600人いて先生に覚えてもらうことすらできない状態。何か覚えてもらわないといけないので、僕は毎回短パンにタンクトップという同じ服装で参加したんです。すると『へんな服装のすごい筋肉の奴がいる』ということで、認知されました」

 

 今も変わらないその芸風は、早い段階から見つけていた。

 

「当時の大阪吉本は、きっちりした漫才やコントでないとダメという雰囲気がありました。ギャグやショートコントは受け入れてもらえない。ただ、僕の中では『お笑いに筋肉をかけ合わせれば何かが生まれる』という根拠のない自信がありました」

 

 数多いる若手芸人のなかで、きんに君はすぐに頭角を現わす。2001年にはよしもと新喜劇のレギュラーとなり、そこから『笑いの時間』『めちゃイケ』など地上波に進出。身体能力を生かし『スポーツマンNo.1決定戦』でも活躍。瞬く間にお茶の間の人気者になった。

 

「当時は大阪から東京の番組に出るのは難しい時代でしたが、僕は筋肉キャラがあったので出演することはできました。ただ、この実力のままでは確実に潰れてしまうという不安もありました。若手の頃は次から次に新ネタを作らないとならないのですが、筋肉ネタは量産できない。だいたい僕は、3年から5年先の未来の自分を考えるんです。デビューしてすぐに全国ネットに出るのはすごいことだけど、このままでは3年もすればダメになると思っていました。その自分への危機感が筋肉留学に繋がったんです」

 

 2006年にきんに君はアメリカへ筋肉修行に。アメリカでは確かな手応えを感じた。

 

「アメリカでやる筋肉ルーレットやスパゲティにチーズをかけるネタは『今までこんなスタイルのお笑いを見たことがない』と日本以上にウケました。ビザの関係で1年しかいられなかったのですが、充実した留学生活でしたね」

 

 2008年に2度めの留学をしたきんに君。このときは大学にも通い勉強に専念していたため、自慢の筋肉はみるみるうちに落ちてしまった。2011年に帰国すると待っていたのは芸能界の厳しい現実だった。

 

「若手が増え、近い先輩方は全国ネットで司会を務めていました。僕は筋肉が落ちて以前と同じネタをしてもまったくウケない。仕事がなく、GWが17連休になったことも。厳しい時代でしたね」

 

■暗黒時代を救ったのはやっぱり筋肉

 

 仕事が減った彼を救ったのはやはり「筋肉」だった。

 

「一日1時間半から2時間の筋トレ。筋肉を維持するための食事と睡眠の管理。これらを守ると生活のリズムが崩れにくいんです。筋トレのおかげで『仕事はなくても、今日は頑張れた』と感じられる日々を過ごしました」

 

 自慢の筋肉が復活すると、仕事も徐々に増えてきたという。

 

「筋肉をつけてボディビル大会に出て結果を出す。すると、ワイドショーやネットニュースで取り上げてもらえて、次の仕事に繋がるといういいサイクルができてきたんです」

 

 2019年『仮面ライダーゼロワン』に腹筋崩壊太郎役で出演。令和最初の仮面ライダーの怪人1号を、自身の筋肉のままで演じ、大きな話題となった。

 

「衣装合わせに行ったら、用意されていたのは黒い短パンとサスペンダーだけ。もっと強そうな怪人スーツを着せてもらえると思っていたんですが(笑)。でも自分の体を鍛え全力で怪人を演じましたよ」

 

 2021年には『第29回東京ノービスボディビル選手権大会』で優勝。その年末には吉本興業より独立。きんに君には壮大な夢がある。

 

「筋肉芸人のなかで名前にも『筋肉』を背負っている人は地球上で僕だけだと思っています。だから僕は自分のことを、地球の筋肉芸の最終形『ラストマッスル』だと勝手に言っています。そんな僕が日本でイベントを開く。ボン・ジョヴィの生演奏が響くなか僕がステージに登場し、アーノルド・シュワルツェネッガーと一緒にスパゲティにチーズをかけるネタを披露する。これで地球の筋肉芸は完成。数年後に実現したいです」

 

 最後にきんに君にとって「筋肉とは何か?」を聞いた。

 

「僕にとって筋肉は人生教科書。筋トレからいろいろなことを学んできました。腕1cm太くする、体重を1kg増やす。そのためには、食事から何から勉強しないといけない。それに取り組むととんでもない夢もかなう。それが筋肉なんです」

 

なかやまきんにくん
44歳 福岡県出身 吉本総合芸能学院(NSC)22期生として2000年にデビュー。2003年に『ABCお笑いグランプリ』審査員特別賞を受賞。2度のアメリカでの筋肉留学を経て、2022年にユーキャン新語・流行語大賞に自身の持ちネタである「ヤー!パワー!」がノミネートされる

 

写真・福田ヨシツグ

( 週刊FLASH 2023年1月31日号 )

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